アクセスチケット編集部|2026年10月17日確認|JR各社・日本学生支援機構・エクスプレス予約・えきねっとの公式ページ
新幹線の学割は、学校でもらう学割証を窓口などで出して買う割引で、ネット予約だけでは使えません。
この記事では、学割の対象と条件、東京から新大阪・名古屋・京都までの値段、窓口・券売機・ネットでの買い方の違いを、主に公式ページの値で整理します。
年齢で使えるネット予約の割引や、変更・払いもどし・乗り遅れのときの決まりもまとめます。
新幹線の学割の買い方はどれが安い?駅のきっぷ・ネット予約と比較
東京〜新大阪を例に、学割とネット予約・年齢で使える割引の値段と条件を並べます。
どの買い方を選ぶかの結論は、この章にまとめます。
東京〜新大阪のぞみ普通車指定席の値段と条件の一覧
のぞみ普通車指定席なら、学割は駅のきっぷ・EX予約サービス・スマートEXより安く、EX U22割と同じ額です。
e特急券は「別に購入する乗車券と組み合わせて」使う商品で、学割の乗車券と組み合わせた式の値は学割の額より低くなります。
ただし、2027年3月31日乗車分で終わり、年会費がかかります。
同じ商品ページには「他の割引との併用はできません。」という文もあります。
| 買い方 | 値段(東京〜新大阪・のぞみ普通車指定席・通常期・おとな片道) | 学割との差 | 予約・購入の締切 | 変更 | 年会費・必要なもの |
|---|---|---|---|---|---|
| 駅のきっぷ | 14,720円 | 学割が1,790円安い | — | 使用開始前に1回、手数料なし | — |
| 学割 | 12,930円 | 基準 | 当日も可(JR東日本の窓口・話せる指定席券売機) | 使用開始前に1回、手数料なし | 学割証(乗るときは学生証) |
| EX U22割(18歳以上22歳以下・2026年10月1日〜2027年3月31日乗車分) | 12,930円 | 差0円(同額) | — | — | マイナンバーカードの登録(EXアプリ) |
| EX予約サービス | 14,230円 | 学割が1,300円安い | 発車時刻4分前まで | 受取前・発車前なら何度でも | 年会費1,100円 |
| スマートEX | 14,520円 | 学割が1,590円安い | — | — | 年会費無料 |
| e特急券+学割の乗車券(2027年3月31日乗車分まで) | 12,440円 | — | 発車時刻4分前まで(e特急券) | 受取前・発車前なら何度でも(e特急券) | 年会費1,100円・学割証 |
—は公式の資料で確かめていない値です。
学割とe特急券+学割の乗車券の額は、公式の運賃・料金から出した式の値です。
表の額は、JR東海・JR西日本の2026年10月16日の料金改定のお知らせなどにある、今の通常期の額です。
学割との差は、どれも通常期どうしで比べた値です。
スマートEXは年会費がかからず、EX予約サービスとe特急券はエクスプレス予約の会員向けです。
ひかり・こだまはEX早特7が120円安い
ひかり・こだまの普通車指定席なら、7日前までに予約するEX早特7が、学割(ひかり・こだま普通車指定席)より120円安くなります(東京〜新大阪・通常期)。
| 買い方 | 値段(東京〜新大阪・ひかり・こだま普通車指定席・通常期) | 締切 |
|---|---|---|
| 駅のきっぷ | 14,400円 | — |
| 学割 | 12,610円 | 当日も可(JR東日本の窓口・話せる指定席券売機) |
| EX U22割(18歳以上22歳以下・2026年10月1日〜2027年3月31日乗車分) | 12,610円 | — |
| EX予約サービス | 13,910円 | 発車時刻4分前まで |
| EX早特7(ひかり・こだま用) | 12,490円 | 乗車日1ヵ月前(10:00)から7日前(23:30)まで |
—は公式の資料で確かめていない値です。
EX早特7の値は、2026年2月27日時点の価格表です。
東京〜新大阪のEX早特7は「ひかり」「こだま」用で、「のぞみ」用の東京〜新大阪の設定はありません(EX早特7)。
乗る駅から降りる駅まで直通で走る「ひかり」「こだま」の普通車指定席に限ります。
EX早特7は、変更後の乗車日がもとの乗車日から3ヵ月以内であれば、変更時点で買えるほかの商品へ、差額を払って何度でも変えられます。
乗る日の当日は、同じ値段のまま「ひかり」「こだま」のあいだで列車を変えられます。
ただし、列車ごとに席数に限りがあり、空席があっても予約できない場合があります。
2026年度の早特の設定除外日のうち、これから来るのは年末年始(2026年12月25日〜2027年1月5日)です。
目的別の選び方|学生証の有無・急ぐとき・往復
学割証がある学生は、みどりの窓口か話せる指定席券売機で、学割の乗車券と指定席特急券を買う方法が基本です。
のぞみの普通車指定席では、表の買い方の中で学割が駅のきっぷとネット予約の会員価格より安くなります。
変更は、使い始める前に1回だけ手数料なしでできます(変更の章)。
18歳以上22歳以下で、ネットで済ませたい人は、EX U22割が候補です。
値段は学割と同じで、学割証は要りません。
使えるのは2026年10月1日〜2027年3月31日の乗車分です。
当日に買う人は、JR東日本の窓口や話せる指定席券売機なら、当日でも学割の乗車券を買えます。
日程が7日以上先に決まっていて、ひかり・こだまでよければ、EX早特7が選択肢になります。
往復する人は、学割証1枚で行きと帰りの片道を2枚まで買えます。
往復割引は今は使えず、東京〜新大阪のぞみ普通車指定席を行き帰りとも通常期に乗ると25,860円です。
ネット予約も使いたい学生は、特急券をe特急券で予約し、学割の乗車券を窓口で買う方法があります。
e特急券は「別に購入する乗車券と組み合わせて」使う商品で、2027年3月31日乗車分で終わります。
同じ商品ページには「他の割引との併用はできません。」という文もあります(ネットの章)。
新幹線の学割の対象と条件|100キロを超える区間で運賃が2割引
学割は、JRグループ共通の「学生割引乗車券」の制度です。
対象になる人と区間、割引になる部分、使える時期を、JR東海のきっぷのルール(学生割引)の文言をもとに整理します。
指定学校の学生・生徒が営業キロ100キロを超えて乗るとき
学割を使えるのは、JRから指定を受けた学校の学生・生徒が、営業キロで100キロを超える区間を乗るときです。
JR東海とJR東日本は、この制度を同じ「学生割引乗車券」の名前で案内しています。
JR東海のきっぷのルールの文言は「JRから指定を受けた中学・高校・大学・専修・各種学校の学生・生徒の方で、ご利用区間の営業キロが100キロを超える場合」です。
大学生だけでなく、中学生・高校生や専修学校・各種学校の生徒も対象に含まれます。
JR東日本の公式メディアは、同じ条件を「ご利用区間の片道の営業キロが101キロ以上あること」と書いています。
言い方は違いますが、規則の文言の「100キロを超える」と同じ意味です。
距離は片道で数えるので、往復しても片道が条件に届かなければ学割になりません。
学割証は、JRが自社の利用のために出すものです。
日本学生支援機構(JASSO)の Q&A(令和8年6月)は「JR以外の鉄道会社等では使用できません。」としています。
ほかの鉄道会社の割引は、それぞれの会社の営業規則によります。
JRバス各社の高速バスも、各社の営業規則によります。
割引は運賃だけで、特急料金は対象外
割り引かれるのは運賃(乗車券)の部分だけです。
JR東海のきっぷのルールには「運賃が2割引(10円未満のは数は切り捨て)」とあります。
特急券などの料金は割引になりません。
JR東日本のよくある質問では「特急券、寝台券といった料金については割引対象外です。トクトクきっぷについても割引対象外です。」と案内しています。
新幹線のきっぷは乗車券と特急券を合わせて使うので、学割で下がるのは乗車券の側だけです。
そのため、運賃と特急料金を足した合計で見ると、割引の幅は運賃の割引の割合より小さくなります。
区間ごとの割引額と割引率は表にまとめています(料金表の章)。
繁忙期も使えるが、指定席特急料金は時期で上下する
学割は時期を問わず、繁忙期でも使えます。
JR東日本の公式メディアは「時期に限らず年間を通して割引が適用されます」と書いています。
一方で、指定席特急料金は時期によって変わります。
JR東海の案内(2026年4月1日から2027年3月31日までの各シーズン)では、通常期の指定席特急料金に対して、最繁忙期は400円増し、繁忙期は200円増し、閑散期は200円引きです。
学割は特急料金を割り引かないので、この差がそのまま学割で払う額の差になります。
日ごとの区分は、JR東海の公式ページのカレンダーで示されています。
同じ区間でも、乗る日がどの区分に入るかで値段が変わります。
新幹線の学割の料金表|東京〜新大阪・名古屋・京都
東京からの3区間について、駅で買う通常のきっぷと学割の値段を並べます。
区間の表の値は2026年10月時点の、のぞみ普通車指定席・通常期・おとな片道の額です。
東京〜新大阪は1,790円引き|区間別の学割の値段
東京〜新大阪を学割で乗ると、駅のきっぷ(のぞみ普通車指定席・通常期)より1,790円安くなります。
運賃は2割引でも、特急料金は割り引かれないため、合計で見た割引率は約12.2%です。
| 区間 | 運賃 | 学割の運賃 | 駅のきっぷ(のぞみ普通車指定席・通常期) | 学割(学割の乗車券+指定席特急券・通常期) | 割引額 | 割引率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 東京〜新大阪 | 8,910円 | 7,120円 | 14,720円 | 12,930円 | 1,790円 | 約12.2% |
| 東京〜名古屋 | 6,380円 | 5,100円 | 11,300円 | 10,020円 | 1,280円 | 約11.3% |
| 東京〜京都 | 8,360円 | 6,680円 | 14,170円 | 12,490円 | 1,680円 | 約11.9% |
東京〜京都の行は、駅探の運賃(2026年10月17日閲覧)をもとにした式の値です。
学割の額は、学割の運賃に、のぞみの指定席特急料金を足したものです。
指定席特急料金は、東京〜新大阪・東京〜京都が5,810円、東京〜名古屋が4,920円です。
もとの額は、JR東海・JR西日本が2026年10月16日に出した新幹線の料金改定のお知らせの現行の額です。
割引額と割引率は、駅のきっぷの通常期の額と比べた値です。
割引率は3区間とも、運賃だけの「2割引」より小さくなります。
閑散期・繁忙期・グリーン車の学割の値段
東京〜新大阪のぞみの学割は、閑散期がいちばん低く、最繁忙期がいちばん高くなります。
学割は運賃だけの割引なので、時期による差は指定席特急料金の差そのままです。
| 時期・座席(東京〜新大阪・のぞみ・おとな片道) | 学割 |
|---|---|
| 閑散期(普通車指定席) | 12,730円 |
| 通常期(普通車指定席) | 12,930円 |
| 繁忙期(普通車指定席) | 13,130円 |
| 最繁忙期(普通車指定席) | 13,330円 |
グリーン車の学割(東京〜新大阪・のぞみ)は17,800円で、学割の運賃に特急料金とグリーン料金を足した式の値です。
駅で買うのぞみのグリーン車のきっぷ(東京〜新大阪)は19,590円です。
グリーン料金には学割がかからないので、普通車指定席と同じく、下がるのは運賃の部分だけです。
時期の区分ごとの増減の決まりは、JR東海の指定席特急料金のページにあります。
乗る日が決まったら、その日の区分を当てはめて表を読みます。
2027年7月1日購入分からの学割の値段
のぞみの指定席特急料金は「2027年7月1日(木)購入分から」上がります。
ここに書く改定後の額は、今の値段ではありません。
東京〜新大阪の駅のきっぷは15,420円(700円増し)、東京〜名古屋は11,880円(580円増し)になります。
学割の式の値は、東京〜新大阪が13,630円、東京〜名古屋が10,600円です。
グリーン車の改定は「2027年12月15日乗車分から」で、日付の決まり方が違います。
東京〜新大阪のぞみのグリーン車の駅のきっぷは、19,590円から23,290円になります。
今回の発表は特急料金とグリーン料金の改定で、運賃の改定は含まれていません。
エクスプレス予約などのEXサービスについては「普通車自由席利用時の発売額は改定しません。」とされています(EXサービスの改定のお知らせ)。
新幹線の学割の買い方|学割証をもらって窓口・券売機で買う
学割のきっぷは、学校で学割証をもらい、駅の窓口か、係員・オペレーターが対応する券売機で買います。
JR東日本の公式メディアの学割の買い方の記事などをもとに、手順を順に書きます。
学割証のもらい方と有効期限
学割で買うには、学校が出す「学校学生生徒旅客運賃割引証(学割証)」が要ります。
もらい方は学校ごとに違い、JR東日本の公式メディアも「発行方法は学校によって異なります」としています。
学割証の制度は、日本学生支援機構(JASSO)が案内しています。
学割証は、決まった使用目的があるときだけ出してもらえます。
JASSOの Q&A(令和8年6月)にある目的は次の7つです。
- (1) 休暇、所用による帰省
- (2) 実験実習並びに通信による教育を行う学校の面接授業及び試験などの正課の教育活動
- (3) 学校が認めた特別教育活動又は体育・文化に関する正課外の教育活動
- (4) 就職又は進学のための受験等
- (5) 学校が修学上適当と認めた見学又は行事への参加
- (6) 傷病の治療その他修学上支障となる問題の処理
- (7) 保護者の旅行への随行
発行の枚数について、JASSOは「「1人10枚まで」等の枚数制限はありません。」としています。
ただし、出してもらえるのは使用目的の範囲に限ります。
学割証には学校の代表者が書く欄があり、乗る日や乗る区間(乗車駅〜降車駅)は前もって書いておきます。
JR北海道の学校向け資料では、有効期限は発行の日から3か月となる日を書くことになっています。
同じ資料では、乗車区間の欄は本人が書きます。
往復・連続の乗車券はもう売っていないので、今買えるのは片道の乗車券だけです。
JR北海道の同じ資料では、入学前でも、入学手続きが済んで学生証を受け取った後なら学割証を出せます。
このとき乗車券の有効開始日は、入学する月の初日以降に限ります。
卒業する人には、卒業する月の末日まで出せます。
通信教育課程の学割証は、使える期間が別に決まっています。
JASSOの Q&A では「面接授業又は試験期間の初日の10日前から終了日の5日後まで有効」です。
割引普通回数乗車券を買うときは「発行日から1か月間有効」です。
学割証は2026年度納品分から新しい様式になり、旧様式も当分の間は使えます。
JASSOは2026年度の学割証を、2026年7月13日に新様式で学校へ一斉に配りました。
みどりの窓口で買う|代理の人も購入できる
学割証が手元にあれば、みどりの窓口で係員に見せて買えます。
JR東日本の公式メディアは「みどりの窓口か、話せる指定席券売機でオペレーターを呼び出して買うことができます」とし、どちらの場合も係員に学割証を見せるよう案内しています。
本人が窓口へ行けないときは、家族などが代わりに買えます。
JR東日本のよくある質問では「代理の方でもご購入は可能です。」としています。
買うときは「ご購入の際、学生証の呈示は必要ございません。」とされています。
ただし、乗るときは学生証を持っている必要があります。
同じよくある質問は「使用する際は学生証の携帯が必要です。」と書いています。
公式メディアも、学割の乗車券を使う旅行中は学生証を携帯するよう案内しています。
新幹線の改札の通り方は、学割でも変わりません。
公式メディアは「新幹線改札を通る際の通り方は、普通のきっぷと同じ」としています。
話せる指定席券売機・サポートつき指定席券売機で買う
ふつうの指定席券売機では、学割の乗車券を自分の操作だけで買うことはできません。
買えるのは、係員かオペレーターが対応する場合です。
JR東日本のよくある質問では、駅によっては係員が指定席券売機を操作して学割の乗車券を売る場合があるとしています。
「話せる指定席券売機」では「オペレーター対応により学生割引乗車券の発売が可能」です。
JR東海の駅には「サポートつき指定席券売機」があります。
JR東海の案内は「オペレーターが遠隔で対応することにより、各種割引きっぷ(学生割引乗車券、ジパング割引乗車券、障害者割引乗車券など)や通学定期券などもお求めいただける券売機です。」としています。
支払いにはクレジットカードも使えます(JR東海 サポートつき指定席券売機)。
エクスプレス予約のe特急券のページでは、乗車券は「JR線を乗車になる駅または新幹線改札口の指定席券売機で別途お買い求めください」と案内しています。
学割の乗車券をこうした券売機で買うときは、係員かオペレーターの対応が要ります。
オペレーター対応時間は8時~20時
話せる指定席券売機で、オペレーターに対応してもらえるのは8時~20時です。
JR東日本の案内には「指定席券売機の営業時間とは異なります。」とあり、券売機が動いていてもオペレーターにつながらない時間があります。
また「対応時間は変更になる場合がございます。」ともされています。
申込書と学割証を記入してから、オペレーターを呼び出します。
当日・事前はいつから買える?
JR東日本では、乗る当日でも学割の乗車券を買えます。
公式メディアは「旅行開始前であれば当日でも買うことができます」と書き、みどりの窓口や話せる指定席券売機で買えるとしています。
事前に買うときは、乗車券全体の決まりが目安になります。
JR東日本のきっぷのルールでは「原則として、発売当日から有効となる乗車券を発売しますが、有効期間の開始日の1カ月前の日から発売することがあります。」としています。
指定席特急券は、乗る列車が始発駅を出る日の1か月前から売り出されます。
JR東日本の案内は「始発駅を発車する日の1カ月前(前月の同じ日)の10時から駅や旅行会社の窓口で一斉に発売します。」です。
前の月に同じ日が無いときの扱いも決まっています。
混む日に指定席を取りたいときは、この発売日が基準になります。
往復は学割証1枚で片道2枚まで|往復割引は終了
今は、学割証1枚で片道の学割の乗車券を2枚まで同時に買えます。
往復するときは、行きと帰りの片道を1枚の学割証でまとめて買います。
JR東海のきっぷのルールにも「1枚で、学生割引乗車券を2枚まで同時にお求めいただけます。」とあります。
この形になったのは、往復乗車券の発売が終わったためです。
JRグループのお知らせ(2025年10月8日)によると、往復乗車券と連続乗車券の発売終了日は「2026年3月13日(金)」です。
往復割引は今は使えません。
そのうえで「2026 年3月 14 日(土)より割引条件を変更し、1枚の割引証等で片道の割引普通乗車券を2枚まで同時に発売」となりました。
往復や連続の行程も、従来どおり1枚の割引証で使えます(JRグループのお知らせ)。
学割は運賃の2割引で、往復だからといって割引が上乗せされることはありません。
東京〜新大阪のぞみ普通車指定席を、行きも帰りも通常期に学割で乗ると、片道の2倍の25,860円です。
2026年3月13日までに買った往復・連続の乗車券は「有効期間満了までご利用いただけます」。
使い始める前に1回だけ、乗車日や区間を変えられます(学割の乗車券も含む)。
新幹線の学割はネットで買える?えきねっと・スマートEX・エクスプレス予約
JR東日本の公式メディアは、学割の乗車券は「インターネットでは購入することができない」としています。
ネットで予約できるのは特急券だけ(エクスプレス予約のe特急券は2027年3月31日乗車分まで)で、学割の乗車券は窓口などで買う形になります。
スマートEXの商品には割引証を使えない
スマートEXでは、学割証を使って学割にすることはできません。
スマートEXのよくある質問は「スマートEXの商品はすべて乗車券と特急券の一体型商品で、各種割引証を利用することはできません。」としています。
スマートEXの商品は乗車券と特急券が一体なので、乗車券だけを学割にして組み合わせる買い方ができません。
スマートEXで若い人が使える割引には、年齢で決まる「EX U22割」があります(学割以外の章)。
えきねっとは「乗車券を購入しない」で特急券だけ予約
えきねっと(JR東日本)では、学割の乗車券は申し込めません。
学割を使うときは「乗車券を購入しない」を選んで特急券だけを予約し、乗車券は窓口で買います(えきねっと Q&A)。
えきねっとの Q&A は「学生割引(学割)を適用した乗車券のお申込みはできません」と書いています。
乗車券まで申し込んでしまうと「ご購入後に学生割引を適用することはできません」。
「駅支払い」を選んでも学割は扱いません。
チケットレスの「新幹線eチケットサービス」では、特急券だけは買えません。
Q&A は「特急券のみの購入はできません。新幹線eチケットサービスは、乗車券と特急券が一体となった商品です。」としています。
そもそも、えきねっとでは東海道・山陽新幹線をチケットレスにできず、紙のきっぷを受け取って乗ります。
紙のきっぷの発売期間は「乗車日の1ヶ月前の10時00分~指定列車の列車出発時刻6分前まで」です。
申し込みは、出発時刻6分前かつ23時24分までです。
えきねっと事前受付は、JR東海の区間を含む申し込み(東海道新幹線を含む申し込み)には使えません。
東海道・山陽新幹線を含む予約は、QRコード・受取コードが出ません。
受け取りには、申し込みに使ったクレジットカードの現物が要ります。
JR東日本の駅ではすべてのきっぷを受け取れますが、JR東海の駅では一部のきっぷを受け取れず、JR西日本(北陸エリア以外)の駅では一切受け取れません。
エクスプレス予約の特急券だけの商品は2027年3月31日乗車分で終了
エクスプレス予約の「e特急券」は、2027年3月31日乗車分で発売を終えます。
2027年4月1日以降の乗車日への変更もできません。
それまでの間は、特急券をe特急券で予約し、学割の乗車券を窓口で買う方法があります。
e特急券について、商品ページは「特急券の効力のみのきっぷ商品です。別に購入する乗車券と組み合わせてご利用いただけます。」と説明しています。
「東海道・山陽・九州新幹線専用の商品です。」ともあります。
同じページには「他の割引との併用はできません。」という文もあります(e特急券)。
e特急券ののぞみ普通車指定席は、東京〜新大阪が5,320円です(2025年4月1日時点の表・通常期・おとな片道)。
学割の乗車券7,120円と合わせた式の値は12,440円です。
e特急券の普通車指定席は、指定席特急料金と同じく時期によって発売額が変わります。
予約は「乗車日1年前(前年同日)の5:30から乗車日当日の時刻表に表示された所定発車時刻4分前まで」で、24時間できます。
列車は終日の「のぞみ」「みずほ」「ひかり」「さくら」「こだま」「つばめ」で、座席は普通車指定席・グリーン車・普通車自由席です。
人数は1〜6名で、E予約専用ライト会員は予約できません。
変更は、きっぷを受け取る前で、予約した列車の発車時刻前なら手数料なしで何度でもできます。
変えられるのは発車時刻の4分前までの列車で、もとの乗車日から3か月以内に限ります。
受け取る前なら、EX予約サービスとe特急券のあいだでも、満席の場合を除いて手数料なしで変えられます。
受け取りは受取コードで、改札は乗車券と重ねて投入
e特急券は、紙のきっぷを受け取って乗る商品です。
商品ページは「e特急券は、きっぷを受け取って乗車していただくサービスです。」と書いています。
受け取りには、EX予約専用ICカードか「受取コード」と、ログインのパスワード(4〜8桁の英数記号)が要ります。
「2026年8月25日以降、EX予約専用ICカードの新規発行・再製再発行は行いません。」とされ、カードを持っていない人は受取コードを使います。
受取コードは1会員IDにつき1つで、全部の予約を受け取れます。
発行し直すと前のコードは使えなくなります。
指定席券売機と受取専用機で受け取れるのは「乗車日3日前以降」です。
係員のいるきっぷうりばでは、乗車日の1か月前から受け取れます。
「受取コード」の有効期限は7日間です。
発車時刻までに受け取れなかったときも、その日の営業時間内なら受け取れます。
その場合は、当日の自由席に乗れます。
のぞみが全席指定席の期間は、のぞみ以外の列車の自由席になります。
学割の乗車券は、e特急券とは別に、駅で先に買っておきます。
在来線から乗り継ぐときは、新幹線を降りる駅までの乗車券で在来線に乗ります。
新幹線乗換改札機に、受け取ったe特急券と乗車券を重ねて入れて入場します(乗車券は回収されます)。
運賃が足りないときは、係員のいる窓口で精算します。
エクスプレス予約は年会費1,100円
e特急券を使うには、エクスプレス予約への入会が要ります。
公式の案内は「エクスプレス予約のご利用には、年会費1,100円(税込)が必要です。」です。
年会費は入会の2か月後に請求され、その期間に退会すれば年会費はかかりません。
年会費は毎年自動で続きます。
入会の形は「JR東海エクスプレス・カード会員」と「プラスEX会員」(持っているクレジットカードに足す形)の2つです。
エクスプレス・カードはカードが届いてから会員登録をします。
プラスEX会員は、カード会社への申し込みのあと、最短3営業日で会員登録ができます。
ビューカードは「ビュー・エクスプレス特約」の申し込みが要り、対象外のカードもあります。
支払いは「予約完了と同時に決済します。」です。
予約したあとで払いもどすと、列車や座席が決まる前でも払いもどしの手数料がかかります。
1か月より前に予約したときは、乗る日の1か月前の8:00以降に、列車番号・発車時刻・座席番号が決まってメールで届きます。
学割以外で安く買う|EX U22割と格安の自由席きっぷ
学割証が無くても、年齢の条件に合えば、エクスプレス予約・スマートEXの「EX U22割」を使えます。
この章では、EX U22割の条件と、東京・品川〜新大阪の自由席のきっぷを並べます。
EX U22割は18歳以上22歳以下の会員向け
EX U22割は、乗車日時点で18歳以上22歳以下の会員本人が使える商品です。
学生かどうかではなく、年齢で決まります。
エクスプレス予約とスマートEXの両方で扱っています(EX U22割)。
使うには「EXアプリ上でマイナンバーカードを読み取り、登録情報の連携が完了していること」が条件です。
登録の操作はEXアプリに限ります。
乗るときは、年齢を確かめられる公的証明書を持っておきます。
利用期間は「2026年10月1日(木)から2027年3月31日(水)まで」です。
発売は2026年9月15日に始まり、ふだんは「乗車日の1ヵ月前(10:00)より」売り出されます。
「発売数には限りがあるため、予約できない場合があります」とされています。
区間は「東海道・山陽・九州新幹線 東京~鹿児島中央の営業キロ100キロを超える区間」です。
終日の「のぞみ」「みずほ」「ひかり」「こだま」「さくら」「つばめ」の普通車指定席とグリーン車で使えます。
「きっぷの受取はできません」「他の割引との併用はできません」「途中下車はできません」とされています。
値段は通常期の表の額が基準で、閑散期・繁忙期・最繁忙期は、比べた区間では学割と同じ幅で上下します。
EX U22割は、東海道・山陽・九州新幹線をまたぐ区間では、増減の幅が大きくなります。
学割とEX U22割の条件を並べて比べる
学割とEX U22割の値段は、比べた区間(東京〜新大阪・東京〜名古屋・東京〜京都)すべてで同額です(東京〜京都の学割は駅探の運賃をもとにした式の値)。
違うのは、使える人、必要なもの、買う場所、受け取り方などの条件です。
| 項目 | 学割 | EX U22割 |
|---|---|---|
| 対象 | JRから指定を受けた学校の学生・生徒 | 乗車日時点で18歳以上22歳以下の会員本人 |
| 必要なもの | 学割証(乗るときは学生証) | EXアプリでのマイナンバーカードの登録(乗るときは公的証明書) |
| 買う場所 | みどりの窓口・話せる指定席券売機など | エクスプレス予約・スマートEX |
| 受け取り | きっぷ | きっぷの受取はできない |
| ほかの割引との併用 | — | できない |
| 途中下車 | — | できない |
| 使える期間 | 年間を通して | 2026年10月1日〜2027年3月31日 |
—は公式の資料で確かめていない値です。
どちらも距離の条件は営業キロ100キロを超える区間で、18歳以上22歳以下の学生はどちらの条件にも当てはまることがあります。
東京・品川〜新大阪の自由席きっぷ(アクセスチケット)
アクセスチケットでは、東海道新幹線の東京・品川(都区内)から新大阪(市内)までの自由席のきっぷを販売しています。
価格は2026年10月17日時点の販売価格(税込)で、在庫と価格は変わります。
| 券種(東京・品川〜新大阪・自由席) | 販売価格(税込・2026年10月17日時点) |
|---|---|
| 1枚 | 12,700円 |
| 2枚セット(1枚あたり12,500円) | 25,000円 |
| 10枚セット(1枚あたり12,300円) | 123,000円 |
座席は自由席です。
学割の額は普通車指定席の額で、座席の条件が違うため、ここでは差額を並べていません。
年末年始や3連休など、のぞみが全席指定席になる期間は、のぞみに自由席がありません。
JR東海の案内では、自由席特急券を持っていれば、のぞみの普通車のデッキ等は利用できますが、席には座れません。
混雑等で希望の列車に乗れない場合もあります。
のぞみ以外の列車には、この期間も通常どおり自由席があります。
学割の乗車券の変更・払いもどし・乗り遅れ
学割の乗車券は、窓口で買う普通の乗車券と同じ決まりで、変更と払いもどしをします。
予定が変わったときの手数料と、乗り遅れたときの乗り方を順に書きます。
変更は使用開始前に1回だけ手数料なし
学割の乗車券は、使い始める前で有効期間内なら、1回だけ同じ種類のきっぷに手数料なしで変えられます。
JR東海のきっぷのルールの文言は「1回に限って同じ種類のきっぷに手数料なしで変更できます。」です(JR東海 きっぷの変更)。
変更が2回目になるときは、駅や主な旅行会社で払いもどしたうえで、きっぷを買い直します。
この決まりは普通乗車券の決まりで、学割の乗車券は「片道の割引普通乗車券」です。
定期券・回数券・お得なきっぷは、この変更の対象から除かれています。
一緒に買った指定席特急券は「ご利用の列車の乗車駅発時刻前に限り変更できます」。
乗る列車を変えるときは、発車時刻より前に窓口で手続きをします。
2026年3月13日までに買った往復・連続の乗車券は、有効期間が終わるまで使えます。
使い始める前に1回だけ、乗車日や区間を変えられ、学割の乗車券も含まれます。
払いもどし手数料は乗車券220円、学割証は戻らない
学割の乗車券を使い始める前に払いもどすと、手数料は220円です。
JR東日本のよくある質問は「学生割引乗車券を払いもどした場合、学割証は返却されません。」としています。
| きっぷ | 使用開始前 | 前日・当日 | 使い始めた後・受け取り後 |
|---|---|---|---|
| 学割の乗車券 | 220円 | 220円(使用開始前なら) | 乗らない区間が営業キロ100キロを超えるときだけ払いもどす |
| 指定席特急券(窓口) | 340円(列車出発日の2日前まで) | 30%(最低340円) | 発車時刻を過ぎると払いもどしできない |
| e特急券(普通車指定席) | 340円(受取前) | 受取前340円/受取後は発売額の30%(最低340円) | 乗車日当日までに主な駅の窓口で手続き |
| えきねっと(指定席) | 320円(えきねっと特典の適用時) | 指定席券の30%(最低340円。特典の対象外のとき) | サイトで操作できず、乗車日の出発時刻までかつ窓口の営業時間までにみどりの窓口へ |
使い始めた後の乗車券は、乗らない区間の営業キロが100キロを超えるときだけ払いもどします。
戻る額は、売った額から乗った区間の普通運賃と手数料220円を差し引いた残額です(JR東日本 払いもどし)。
指定席特急券は、出発日かその前日にいったん変更したものを払いもどすと、手数料は30%です。
e特急券を受け取った後は、会員の操作では払いもどせず、きっぷと決済用のクレジットカードを主な駅の窓口へ持って行きます。
グリーン車用の手数料はグリーン料金の30%(最低340円)で、列車が出た後は「払いもどしなし(全額請求します)」です。
えきねっとは、受け取る前なら出発時刻6分前かつ23時24分まで払いもどせます。
えきねっとの案内には「使用開始後は、払戻はできません。」とあります。
乗り遅れ・運休・2時間以上の遅れのとき
指定席特急券で乗り遅れると、変更も払いもどしもできません。
ただし、その日のうちなら後の列車の普通車自由席に乗れます。
JR東海のきっぷのルールは「乗り遅れた場合でも指定された列車の乗車日と同じ日のうちなら普通車自由席に限ってご利用できます。」とし、指定席に乗るときは指定席特急料金を全額払うとしています。
注意したいのは、のぞみが全席指定席になる期間です。
GW・お盆・シルバーウィーク・年末年始と3連休には、のぞみに自由席がありません。
2026年度の残りは、2026年11月21日〜11月23日、2026年12月25日〜2027年1月5日、2027年1月9日〜1月11日、2027年3月20日〜3月22日で、東京〜博多のすべてののぞみが対象です。
この期間も、自由席特急券があれば、のぞみの普通車のデッキ等には乗れますが、席には座れません。
のぞみ以外の列車には通常どおり自由席があります。
e特急券で乗り遅れたときも、同じ日の後続の普通車自由席に乗れます。
列車が運転できず旅行をやめるときは「運賃・料金の全額をお返しします。」とされ、出発駅へ無料で戻ることもできます。
特急が着く時刻より2時間以上遅れたときは、特急料金が全額戻ります(JR東海 事故などの場合の取り扱い)。
e特急券も、2時間以上遅れたときは発売額の全額が払いもどされます(グリーン車は普通車指定席の額で払いもどします)。
新幹線の学割の買い方でよくある質問
学割を使う前によく出る疑問に、公式の案内をもとに答えます。
学生証だけで学割になる?
学生証だけでは学割になりません。
学校が出す学割証を、窓口などで出して買います。
買うときに学生証を見せる必要はありませんが、乗るときは学生証を持っている必要があります。
中学生・高校生も使える?
使えます。
JRから指定を受けた中学・高校の生徒も対象で、乗る区間の営業キロの条件を満たせば学割になります。
学割証は通っている学校でもらいます。
自由席でも学割は使える?
学割で割引になるのは運賃だけで、特急料金は自由席でも指定席でも割引の対象外です。
年末年始や連休など、のぞみが全席指定席になる期間は、のぞみに自由席がありません。
JR以外の電車やバスにも使える?
学割証は、JR以外の鉄道会社等では使えません。
ほかの会社の割引はそれぞれの営業規則によるので、乗車券を買う前に各社の窓口で確かめます。
JRバス各社の高速バスも、各社の営業規則によります。
まとめ|新幹線の学割の買い方の選び方
まず、乗る日と区間が決まったら、学校に申し出て学割証を用意します。
学割の乗車券は、みどりの窓口か、オペレーターが対応する券売機で学割証を見せて買います。
ネットで予約できるのは特急券だけなので、えきねっとや、特急券だけの商品が売られている間のエクスプレス予約を使うときも、乗車券は窓口で別に買います。
学割証が無い人や、ネットだけで済ませたい人は、年齢で使える割引の条件を見比べて決めます。
遠方から泊まりがけで訪れるなら、交通(JR・新幹線や飛行機)と宿をまとめて予約できる「じゃらんパック」も比べてみてください。交通と宿を別々に予約するより安くなることがあります。