名古屋から金沢へのアクセスは、特急しらさぎと北陸新幹線を敦賀で乗り継ぐルートが主流で、所要時間は名古屋からしらさぎに乗り通すと約2時間50分、米原まで東海道新幹線を使えば最短約2時間です(2026年10月時点)。
電車料金は所定で片道9,080円(普通車指定席・通常期)ですが、e5489専用の早割きっぷ「WEB早特7」なら片道8,170円、米原まで東海道新幹線(スマートEX)に乗り米原から先をe5489の「北陸・関西チケットレス(早特7)」にすれば合計7,840円まで下がります(どちらも乗車7日前までの購入・発売枚数限定、2026年10月時点。半額になる常設のきっぷはありません)。
費用を最優先にしたい方には高速バスが有力な選択肢で、昼行便は片道4,200円〜(2026年10〜11月の日別運賃)、3列独立シートの夜行便もあるなど選択肢がそろっています。
車でのアクセスなら名古屋ICから金沢西ICまで高速道路でおよそ2時間45分〜3時間10分(休憩なし)、高速料金は普通車の片道6,130円(ETCの休日割引なら4,290円、2026年10月時点)が目安です。
移動手段ごとの料金・時刻表・予約方法から、2026年10月時点で使えるお得なきっぷ情報までまとめました。
名古屋から金沢へのアクセス方法は、特急しらさぎ+北陸新幹線・新幹線経由・高速バス・夜行バス・車の5つが存在します。
2024年3月の北陸新幹線敦賀延伸により、従来の直通列車は廃止され敦賀駅での乗り換えが必須となりました。
本記事では名古屋から金沢への全移動手段の料金・所要時間・予約方法を網羅的に比較し、目的別の最適な行き方をご案内します。
交通費を抑えたい方から快適さを重視する方まで、この記事を読めば自分に合ったルートが見つかるでしょう。
- 1 名古屋から金沢の行き方は全部で5つ!料金・所要時間を一覧で比較
- 2 名古屋から金沢へ特急しらさぎ+北陸新幹線で行く方法と料金・予約方法
- 3 名古屋から金沢へ新幹線で行く場合の料金・ルートと安く買う方法(半額きっぷはある?)
- 4 名古屋から金沢へ高速バスで行く方法|料金・時刻表・予約・乗り場を解説
- 5 名古屋から金沢へ車で行く場合の高速料金・ルート・所要時間を解説
- 6 名古屋から金沢のお得なきっぷ・旅行パック・ツアーで交通費を節約する方法
- 7 名古屋から金沢へのアクセスでよくある質問と乗り換え・切符の疑問を解決
名古屋から金沢の行き方は全部で5つ!料金・所要時間を一覧で比較
名古屋から金沢へのアクセスは、鉄道2パターン・高速バス・夜行バス・車の計5つの行き方に分類できます。
2024年3月16日のダイヤ改正以降、鉄道での移動は敦賀駅での乗り換えが必要になったため、各交通手段の所要時間や料金のバランスが大きく変わりました。
交通費を最優先にするなら高速バス、時間を最優先にするなら新幹線経由と、何を重視するかで最適な行き方が異なります。
名古屋から金沢は距離にして約250km、時間にして約2時間〜5時間と、選ぶ移動手段によって差が出る区間といえます。
まずは5つの手段を一覧で見比べ、自分の旅行スタイルに合うルートを絞り込みましょう。
名古屋から金沢への移動手段別の料金・時間・乗り換え回数を比較表で紹介
名古屋から金沢への全5ルートを料金・所要時間・乗り換え回数の3指標で整理すると、各手段の特徴が明確になります。
鉄道は速さと快適さに優れる反面、料金は所定額で比べると高速バスの約1.6〜2.2倍になります。
一方で車は複数人での移動なら1人あたりの交通費を大幅に抑えられる利点があります。
名古屋から金沢への移動手段別の料金・所要時間・乗り換え回数を比較した結果は以下のとおりです(最後の2行は参考として、特急を使わず普通列車だけで行く場合と飛行機の状況を載せています)。
| 移動手段 | 片道料金(目安) | 所要時間(目安) | 乗り換え回数 | 予約の要否 |
|---|---|---|---|---|
| 特急しらさぎ+北陸新幹線つるぎ | 約8,170円〜9,080円 | 約2時間50分 | 1回(敦賀駅) | 推奨(しらさぎは全席指定席) |
| 東海道新幹線+しらさぎ+北陸新幹線(米原経由) | 約7,800円〜9,850円 | 約2時間〜2時間30分 | 2回(米原駅・敦賀駅) | 推奨 |
| 高速バス(昼行) | 4,200円〜5,800円(2026年10〜11月の日別運賃) | 約3時間50分〜4時間 | なし | 必要 |
| 夜行バス | 4,990円〜5,810円(JRバスの通常運賃。他社は公式サイトでご確認ください) | 約6〜7時間 | なし | 必要 |
| 車(高速道路利用) | 約7,100円〜9,000円(高速料金4,290円〜6,130円+ガソリン代約2,900円) | 約2時間45分〜3時間10分(IC間・休憩なし) | ― | 不要 |
| (参考)在来線の普通列車のみ | 5,040円(名古屋〜敦賀 JR 2,310円+敦賀〜金沢 ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道 2,730円) | 約4時間40分〜5時間10分(例:名古屋8時00分発→金沢12時40分着) | 4〜5回(大垣・米原・敦賀・福井など) | 不要 |
| (参考)飛行機 | 名古屋(中部・小牧)〜小松の定期便なし | ― | ― | ― |
上記のとおり、名古屋から金沢の料金は高速バス(昼行便は片道4,200円〜、2026年10〜11月)が最安で、最速は米原経由の新幹線ルートで約2時間〜2時間30分が目安です(2026年10月時点の時刻表)。
なお、料金は2026年10月時点の各社公式サイトの情報をもとにした目安(鉄道は大人・片道・通常期)で、改定される場合があります。
最新の運賃・料金はJR東海・JR西日本の公式サイトおよび各バス会社の公式サイトでご確認ください。
日程や予算に合わせて、上記の比較表を参考に自分に合う手段を選ぶことをおすすめします。
名古屋から金沢へ安い行き方は高速バス・早く行く方法は新幹線経由
名古屋から金沢へ安い行き方を探しているなら高速バス、早く行く方法を求めるなら新幹線経由がそれぞれ最適解となります。
高速バスは昼行便なら片道4,200円〜(2026年10〜11月)と、鉄道の所定額のおよそ半分で利用でき、名古屋から金沢への交通費を最小限に抑えられる手段です。
一方、最速を目指すなら米原で東海道新幹線からしらさぎに乗り換え、さらに敦賀で北陸新幹線つるぎに接続するルートが約2時間〜2時間30分で到着可能となっています。
名古屋から直接しらさぎに乗る定番ルートでも所要時間は約2時間50分で、乗り換えが1回で済むため手軽さの面で優れているでしょう。
安さと速さのどちらを優先するかによって、名古屋から金沢への最適な行き方は大きく変わります。
名古屋から金沢の最安値・最速ルートは目的や日程で選ぶのがおすすめ
名古屋から金沢の行き方を決める際は、最安値か最速かという二択だけでなく、旅行の目的や日程も判断材料に含めるべきです。
日帰り旅行であれば滞在時間を確保するために鉄道の速さが活きますが、1泊2日のプランなら夜行バスで早朝に到着し観光時間を最大化する方法も賢明です。
金沢での観光を重視するなら、移動時間を短縮できる新幹線経由で現地での時間を確保する選択肢が有力となります。
グループや家族での旅行の場合は、車で移動すれば高速料金やガソリン代を人数で割れるため1人あたりの交通費は高速バス並みまで下がるケースもあるでしょう。
名古屋から金沢への最安値は高速バス(昼行便で片道4,200円〜、2026年10〜11月)、最速は新幹線経由の約2時間〜2時間30分ですが、快適さ・柔軟さ・コストを総合的に見比べたうえで選ぶことが後悔しない移動のコツといえます。
名古屋から金沢へ特急しらさぎ+北陸新幹線で行く方法と料金・予約方法
名古屋から金沢への定番ルートは、特急しらさぎで敦賀駅まで行き、北陸新幹線つるぎに乗り換えて金沢駅へ向かう方法です。
2024年3月16日のダイヤ改正で北陸新幹線が敦賀まで延伸し、特急しらさぎは名古屋・米原〜敦賀間の運行に変更されました。
敦賀駅での乗り換え標準時分は8分で、名古屋発のしらさぎからつるぎへの乗り継ぎは時刻表上10〜19分ほどの余裕があるため、落ち着いて乗り換えられます(2026年10月時点)。
料金は所定運賃・料金で片道9,080円(普通車指定席・通常期)、早割の「WEB早特7」を使えば8,170円まで抑えられます。
ここからは経路の詳細・料金内訳・予約方法・ダイヤ改正後の運行状況まで、しらさぎ利用に関する情報を網羅的にお伝えします。
北陸新幹線延伸に伴い、北陸新幹線の富山~敦賀間と大阪~敦賀間を運転する在来線特急列車「サンダーバード」又は名古屋・米原~敦賀間を運転する在来線特急列車「しらさぎ」とを敦賀駅で改札を出ないで乗り継ぐ場合の特急料金は、新幹線と在来線の特急料金を各々割引して合算した特急料金となります。
名古屋から金沢は特急しらさぎで敦賀乗り換え北陸新幹線の経路が定番
名古屋から金沢へ電車で行く場合、特急しらさぎに乗車し敦賀駅で北陸新幹線つるぎに乗り継ぐ経路が最も利用者の多い定番ルートです。
名古屋駅からしらさぎに乗れば、途中の米原駅や大垣駅を経由して敦賀駅まで乗り換えなしで到着できます。
敦賀駅で新幹線に乗り継いだあとは、各駅に停まるつるぎなら越前たけふ駅・福井駅・芦原温泉駅・加賀温泉駅・小松駅に、速達タイプのつるぎなら福井駅だけに停車して金沢駅に到着する流れです。
名古屋から金沢までの総所要時間は約2時間50分で、乗り換えが1回だけという手軽さが大きなメリットといえるでしょう。
JR東海とJR西日本を跨ぐ区間ですが、名古屋(市内)から金沢までの乗車券と、しらさぎ・つるぎの特急券は駅の窓口・券売機やe5489で通しで一度に買えるため、切符の買い方で迷う心配はありません(乗車券と特急券など、きっぷは複数枚になることがあります)。
名古屋駅から敦賀駅まで特急しらさぎの所要時間と時刻表
名古屋駅から敦賀駅までの特急しらさぎの所要時間は、約1時間40分(1時間36分〜1時間39分)です(2026年10月時点)。
しらさぎは1日15往復で、そのうち名古屋発着は8往復、残る7往復は米原発着です。名古屋発の敦賀行きは7時51分・8時51分・9時48分・11時48分・13時48分・15時48分・17時48分・19時48分の8本で、おおむね1〜2時間おきです(2026年10月時点)。
2024年3月のダイヤ改正以降、しらさぎは全席指定席に変更されたため、乗車前にきっぷの予約または購入が必要となりました。
しらさぎ:運転区間を「敦賀~米原または名古屋」間とし15往復運転します。
自由席車両を普通車指定席に変更し、全席指定席として運転します。
引用元:JR西日本金沢支社プレスリリース
名古屋駅のJR在来線ホームから乗車し、米原駅で進行方向が変わる(米原で8分ほど停車します)点も事前に知っておくと安心です。
時刻表の確認にはJR西日本の公式サイトやジョルダンなどの乗り換え案内アプリが便利でしょう。
敦賀駅から金沢駅まで北陸新幹線つるぎの乗り換え方法と所要時間
敦賀駅での乗り換えは、在来線ホームから新幹線ホームへの移動が必要ですが、乗り換え標準時分は約8分に設定されています。
しらさぎの到着に合わせて北陸新幹線つるぎの発車時刻が設計されているため、駅構内の案内表示に従って移動すれば余裕を持って乗り継げるでしょう。
敦賀駅から金沢駅までの北陸新幹線つるぎの所要時間は、福井駅だけに停まる速達タイプで約40〜45分、各駅に停まるタイプで約57〜58分です(2026年10月時点のJR西日本の時刻表)。
敦賀駅で、特急「サンダーバード」や「しらさぎ」とスムーズに乗り換え可能な「つるぎ」を25往復運転します。(中略)北陸新幹線と上下でスムーズな乗り換えを実施します。(乗り換え標準時分:8分)
敦賀駅の新幹線乗り換え改札では、紙のきっぷは乗車券・特急券をすべて重ねて自動改札機に入れます(5枚以上のときは係員のいる通路へ)。ICカードと紙のきっぷを併用する場合は、きっぷを入れてからICカードをタッチします。
切符の入れ方がわからない場合でも、改札口の駅員に声をかければ案内してもらえるため、初めての利用でも心配は不要です。
名古屋から金沢のしらさぎ+新幹線の料金は指定席で片道9,080円・早割なら8,170円
名古屋から金沢までのしらさぎ+北陸新幹線を利用した際の所定料金は、普通車指定席で片道9,080円(通常期)です。
この金額は乗車券(4,510円)と特急料金(4,570円)を合算したもので、しらさぎと北陸新幹線を敦賀駅で乗り継ぐ場合の特急料金は一体計算される仕組みとなっています。
割引きっぷのWEB早特7を利用すれば片道8,170円まで下がります(乗車日の7日前までにe5489で購入、2026年10月時点)。
名古屋から金沢の電車料金は購入方法によって大きく変動するため、予約時にどの割引が使えるか確認することが交通費節約の鍵となります。
名古屋(市内)―金沢 通常のおねだん ①9,080円 ②9,850円(①名古屋―敦賀間特急「しらさぎ」号普通車指定席、敦賀―北陸エリア各駅間北陸新幹線普通車指定席を利用した場合。②名古屋―米原間東海道新幹線普通車自由席、米原―敦賀間特急「しらさぎ」号普通車指定席、敦賀―北陸エリア各駅間北陸新幹線普通車指定席を利用した場合)
引用元:JR西日本プレスリリース
9,850円は名古屋〜米原を東海道新幹線(自由席)にした場合の額です(2024年1月発表)。なお、敦賀延伸前のしらさぎ直通は7,460円(普通車指定席・通常期)だったため、延伸で1,620円上がっています。
しらさぎ+つるぎのみ(名古屋駅から直接しらさぎに乗車)の普通車指定席の所定料金は9,080円(通常期)となります。
自由席・指定席・グリーン車それぞれの運賃と特急料金の内訳
名古屋から金沢のしらさぎ+北陸新幹線つるぎの料金内訳を把握しておくと、自分に必要なグレードを判断しやすくなります。
2024年のダイヤ改正以降、特急しらさぎは全席指定席となったため、しらさぎに自由席の設定はありません。
北陸新幹線つるぎには自由席の設定もありますが、しらさぎから敦賀で乗り継ぐ場合は座席指定の分(530円)を2列車で1列車分だけ払う仕組みのため、つるぎを自由席にしても料金は変わりません。
各座席タイプの料金を以下に整理しました。
- 普通車指定席(しらさぎ+つるぎ):片道9,080円(所定料金・通常期)
- しらさぎ普通車指定席+つるぎ自由席:片道9,080円(指定席と同額)
- グリーン車利用時(しらさぎ・つるぎとも):片道14,150円(通常期・2026年10月時点)
- WEB早特7利用時の普通車指定席:片道8,170円
グリーン車はしらさぎ・北陸新幹線つるぎの両方に設定があり、グリーン料金が列車ごとに2,800円ずつかかる(特急料金は530円引き)ため、普通車指定席より片道5,070円高くなります(通常期)。
座席の広さやリクライニング角度を重視する場合はグリーン車、コストを抑えたい場合は普通車指定席が合理的な選択でしょう。
学割適用時の名古屋から金沢までの電車料金を解説
学割を適用すると、名古屋から金沢までの乗車券部分が2割引きになるため、電車料金を節約できます。
学割はJR線の営業キロが片道101km以上の場合に適用され、名古屋〜金沢間は条件を満たしています。
名古屋市内〜金沢の乗車券は通常4,510円で、学割適用後は約3,600円になります。
特急料金(4,570円)は割引されないため、学割を使った合計は8,170円(普通車指定席・通常期)で、WEB早特7と同じ額になります。
学割を利用するには、在学する学校で学割証を発行してもらう必要があります。
学割の乗車券は、学割証を持ってJRのみどりの窓口か、オペレーターにつながる券売機(JR西日本「みどりの券売機プラス」・JR東海「サポートつき指定席券売機」)で買います。e5489ではネット上で学割を適用できないため、「乗車券なし」で特急券だけを予約して乗車券は駅で学割で買うか、支払い方法で「駅でお支払い」を選んで駅で学割証を出して買いましょう。
学割の8,170円はWEB早特7と同じ額ですが、WEB早特7のような「乗車7日前まで」の購入期限や発売枚数の限りがないため、直前に予定が決まったときに向いています。7日前までに予定が決まっていれば、米原まで東海道新幹線(スマートEX)に乗り米原から先を「北陸・関西チケットレス(早特7)」にする合計7,840円のほうが安くなります。なお2026年3月14日からは、1枚の学割証で片道の学割乗車券を2枚(往復分)まで同時に買えます。
名古屋から金沢のしらさぎ予約はe5489・JR窓口・券売機で購入できる
名古屋から金沢のしらさぎ+北陸新幹線のきっぷは、ネット予約のe5489、JR窓口、駅の券売機の3つの方法で購入可能です。
e5489はJR西日本が運営するネット予約サービスで、WEB早特7などの割引きっぷを購入できる唯一の手段となっています。
駅の有人窓口(JR西日本の駅はみどりの窓口、名古屋駅などJR東海の駅はきっぷうりば)では対面で購入できるため、経路や座席の相談をしながら予約したい方に向いているでしょう。
券売機での購入は、JR東海の駅では指定席券売機(オペレーターにつながるサポートつき指定席券売機を含む)、JR西日本の駅ではみどりの券売機・みどりの券売機プラスが対応しています。
購入チャネルによって利用できる割引きっぷの種類が異なるため、自分が使いたい割引に対応した方法を選ぶことが重要です。
e5489で名古屋から金沢のきっぷをネット予約する手順
e5489を使えば、名古屋から金沢のしらさぎ+北陸新幹線のきっぷを自宅からネット予約でき、WEB早特7などの割引も適用可能です。
e5489の利用にはWESTER会員(WESTER ID)の登録が必要で、年会費は無料です(2023年3月に「J-WESTネット会員」「J-WEST ID」から名称が変わりました)。
予約手順は、e5489にログインし、出発駅を名古屋、到着駅を金沢に設定して検索するだけで候補列車が一覧表示されます。
希望の列車を選択し、座席タイプ(普通車指定席またはグリーン車)を指定したら、支払い方法を選んで予約を完了させましょう。
支払いはクレジットカードのほか、駅・コンビニ・金融機関での現金払いも用意されています(選べる支払い方法は商品により異なります)。きっぷは名古屋駅などJR東海の主な駅の指定席券売機・きっぷうりば(JR東海の区間を含む予約に限る)や、JR西日本の駅のみどりの券売機・みどりの窓口で受け取れ、クレジットカードで払った場合は受け取りにそのカードが必要です。
なお、名古屋駅からしらさぎに乗る予約はチケットレスに対応しておらず、WEB早特7も含めて乗車前に駅できっぷを受け取る必要があります。
e5489のチケットレス(北陸・関西チケットレス)でしらさぎを使えるのは米原〜敦賀だけなので、チケットレスで乗りたい場合は名古屋〜米原を東海道新幹線(EXサービス)にして組み合わせる方法になります(しらさぎ区間の運賃は別に必要)。
名古屋駅の券売機・きっぷうりば(みどりの窓口)での切符の買い方と入れ方
名古屋駅で直接きっぷを購入する場合は、JR東海の指定席券売機または有人窓口の「きっぷうりば」(JR東海では「みどりの窓口」ではなくこの名称)で手続きできます。
指定席券売機では、画面の案内に従い出発駅と到着駅、乗車日、列車、座席を順に選択するだけで購入が完了します。
きっぷうりばでは駅員に行き先と希望時間を伝えれば、最適な列車を提案してもらえるため、初めての利用でも安心でしょう。
通しで買っても、きっぷが複数枚に分かれて発券されることがあるので、受け取ったら全部をまとめて持っておきましょう。
自動改札機にきっぷを入れる際は、複数枚を重ねて一度に投入口へ入れます。敦賀駅の乗り換え改札も同じで、5枚以上になるときは係員のいる通路を通ります。
切符の入れ方に迷った場合は改札口の駅員に相談すれば対応してもらえます。
名古屋から金沢のしらさぎは廃止?2024年ダイヤ改正後の運行状況
名古屋から金沢への直通しらさぎは、2024年3月16日のダイヤ改正で運行区間が名古屋〜敦賀間に短縮され、金沢駅までの直通運転は廃止されました。
しらさぎ自体が廃止になったわけではなく、列車名もそのまま残り、名古屋・米原〜敦賀間で1日15往復(このうち名古屋発着は8往復)が運行されています。
直通がなくなった理由は、北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸したことで、在来線の並行区間が第三セクターに移管されたためです。
金沢から敦賀間の125km(工事区間:白山車両基地~敦賀間113km)については、2012年6月に用地・土木構造物関係の工事実施計画の認可が得られ、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が建設主体として工事を進め、2024年3月16日に北陸新幹線 金沢~敦賀間が開業しました。
ダイヤ改正後も名古屋から金沢への移動は、しらさぎ+北陸新幹線つるぎの乗り継ぎで約2時間50分(米原まで東海道新幹線を使えば2時間台前半)で到着でき、JR西日本の発表では名古屋〜金沢の最速の所要時間は改正前より16分短くなりました。
しらさぎが廃止されたと誤解している方もいますが、運行区間が変わっただけで列車自体は継続運行している点を覚えておくとよいでしょう。
名古屋から金沢へ新幹線で行く場合の料金・ルートと安く買う方法(半額きっぷはある?)
名古屋から金沢へ新幹線を利用して行く場合、米原経由と東京経由の2パターンのルートが存在します。
定番の移動手段はしらさぎ+北陸新幹線ですが、米原で東海道新幹線に乗れば乗車時間をさらに短縮できるケースもあるでしょう。
新幹線チケットは定価で購入すると高額になりがちですが、早めに予約する割引きっぷを使えば片道900〜1,200円ほど(1割ほど)安くなります(2026年10月時点で半額になる常設のきっぷはなく、「[EXサービス限定]乗継きっぷ」も2026年3月13日利用分で終了しました)。
ここでは名古屋から金沢への新幹線ルートの詳細と、格安で購入する方法を一覧でまとめます。
名古屋から金沢駅へ新幹線だけで行くルートは米原・東京経由の2パターン
名古屋から金沢駅へ新幹線だけで行く場合、実質的なルートは米原経由と東京経由の2パターンに分かれます。
米原経由は東海道新幹線で名古屋から米原まで移動し、米原から在来線特急しらさぎと北陸新幹線つるぎを乗り継ぐルートです。
東京経由は東海道新幹線で東京駅まで行き、北陸新幹線かがやき・はくたかで金沢へ直通する方法ですが、距離が大幅に遠回りとなります。
名古屋から金沢は北陸新幹線の直通区間に含まれないため、新幹線だけで乗り換えなしに行く手段は現時点で存在しません。
目的に応じて米原経由と東京経由を使い分けることが、新幹線利用時の重要な判断ポイントです。
米原経由で東海道新幹線+北陸新幹線を乗り継ぐルートと料金
米原経由のルートは、名古屋から米原まで東海道新幹線ひかりまたはこだまに約25〜30分乗車し、米原でしらさぎに乗り換えて敦賀へ、敦賀で北陸新幹線つるぎに乗り継いで金沢へ向かう経路です。
乗り換えは米原駅と敦賀駅の計2回となりますが、名古屋〜米原間の新幹線利用で在来線区間を短縮できるため、名古屋からしらさぎに乗り通す場合(約2時間50分)より所要時間がおよそ30分短くなります。
EXサービス(エクスプレス予約・スマートEX)で名古屋〜米原の新幹線を予約し、米原〜金沢はJR西日本のネット予約e5489専用の「北陸・関西チケットレス」を組み合わせると、米原の乗り換えもチケットレスで通せます。2026年10月時点のおとな片道(通常期)は、スマートEXの名古屋→米原(ひかり・こだま普通車指定席)3,430円に、北陸・関西チケットレスの米原→金沢5,340円と、交通系ICカードから引き去られるしらさぎ区間(米原〜敦賀)の運賃860円を足して合計約9,630円です。乗車7日前までに買える「北陸・関西チケットレス(早特7)」なら米原→金沢が3,550円(+IC運賃860円)になり、合計約7,840円まで下がります。なお、以前あった「[EXサービス限定]乗継きっぷ」(米原→金沢4,640円)は2026年3月13日利用分で終了しています。
米原発着の商品は「EXサービス」とあわせてご利用いただくことで東海道新幹線とまたがった場合もチケットレスでご乗車いただけます。
チケットレスサービスの拡大に伴い、「WEB早特14」の一部区間は2026年3月31日利用分、「[EXサービス限定]乗継きっぷ」は2026年3月13日利用分をもって終了します。
所定の運賃・料金(名古屋〜米原は新幹線自由席、ほかは普通車指定席・通常期で9,850円)より安く、早特7を使えばしらさぎだけで行くWEB早特7(8,170円)よりも安くなるため、米原経由で新幹線を使いたい方には有力な選択肢です。ただし、チケットレス専用のため交通系ICカードが必要で、早特7は席数限定です。
ただし乗り換えが2回必要になる点と、米原でのしらさぎ接続ダイヤを事前に確認する必要がある点には留意が必要です。
東京経由は遠回りだが北陸新幹線の直通で乗り換え1回で行ける
東京経由のルートは、名古屋から東海道新幹線のぞみで東京駅まで約1時間40分、東京駅から北陸新幹線かがやきで金沢駅まで約2時間30分という経路です。
総所要時間は約4時間30分〜5時間となり、米原経由と比べて大幅に遠回りになります。
料金も片道2万円を超えるため、コスト面での優位性はありません。
ただし、東京経由には乗り換えが東京駅の1回だけで済むという利点があります。
北陸新幹線かがやきは東京〜金沢の途中で上野・大宮・長野・富山(一部の列車は上野を通過)だけに停まる全車指定席の列車で、グランクラスでは軽食・飲み物のサービスもあるため、グランクラスに乗ってみたい場合などに限り検討の余地があるでしょう。
通常の名古屋〜金沢間の移動手段としては、米原経由やしらさぎ経由のほうが時間的にも金銭的にも合理的です。
東京から金沢への行き方(北陸新幹線・高速バス・飛行機)は東京から金沢(石川)への行き方を徹底比較!新幹線・バス・飛行機の料金・時間・安く行く方法で詳しく紹介しています。
名古屋から金沢の新幹線チケットは半額になる?格安で買える割引きっぷ一覧
名古屋から金沢の新幹線チケットは、2026年10月時点で半額になる常設の割引きっぷはありませんが、早めに予約する割引きっぷを使えば定価より1割ほど安くできます。
割引きっぷにはそれぞれ購入期限や対象列車の条件があるため、自分の旅行日程に合ったものを選ぶことが節約の第一歩です。
名古屋から金沢の主な割引きっぷの料金と条件を比較した結果は以下のとおりです。
| 割引きっぷ名 | 片道料金(おとな) | 購入期限 | 購入方法 | 主な条件 |
|---|---|---|---|---|
| 所定料金(しらさぎ+つるぎ指定席) | 9,080円 | 当日まで | 窓口・券売機・e5489 | 条件なし(通常期) |
| WEB早特7 | 8,170円 | 乗車7日前まで | e5489 | しらさぎ+つるぎ指定席 |
| 北陸・関西チケットレス(早特7)+スマートEX | 7,840円 | 乗車7日前まで | e5489+EX予約・スマートEX | 名古屋〜米原は東海道新幹線指定席(3,430円)、米原〜金沢は3,550円+運賃860円(交通系ICカード)・席数限定 |
| 北陸・関西チケットレス+スマートEX | 9,630円 | 当日まで(発車4分前) | e5489+EX予約・スマートEX | 名古屋〜米原は東海道新幹線指定席(3,430円)、米原〜金沢は5,340円+運賃860円(交通系ICカード) |
東海道新幹線をEXサービスで米原まで乗り、米原から先を「北陸・関西チケットレス(早特7)」にすると合計7,840円(普通車指定席・通常期)となり、WEB早特7(8,170円)より330円安くなります。
2024年夏に期間限定で発売された「乗ってみよう北陸☆WEB早特21」(名古屋市内〜金沢5,500円)は2026年10月時点では発売されていないため、期間限定のきっぷはJRおでかけネット(e5489)やJR東海の公式サイトで確認しましょう。
WEB早特7で名古屋から金沢の新幹線を早割で安く予約する方法
WEB早特7は、名古屋市内から金沢まで通しで使えるe5489専用の早割きっぷで、GW・お盆・年末年始を除いて通年で設定されています。
名古屋市内〜金沢はおとな片道8,170円・こども4,080円(2026年10月時点)で、所定料金9,080円と比べて910円の節約が可能となっています。
乗車日の7日前までに「e5489」にて予約購入が完了した場合に限り発売します。
発売枚数には限りがあります。予約列車に空席があってもきっぷの発売枚数に達し次第、発売終了となります。
購入にはe5489にWESTER IDでログインし、乗車日の7日前までに予約を完了させる必要があります。
対象列車は名古屋〜米原間のひかりまたはこだま普通車自由席と、しらさぎ普通車指定席、北陸新幹線つるぎ普通車指定席です。
予約後は乗車日・区間・列車を変更できず、変えたいときはいったん払い戻して買い直します(きっぷ受け取り前の払い戻し手数料は1人560円)。最初の列車の出発時刻を過ぎると払い戻しもできないうえ、4月27日〜5月6日・8月10日〜19日・12月28日〜1月6日は利用できない点にも注意しましょう。きっぷは乗車前に駅で受け取る必要があり、チケットレスでは乗れません。
旅行日程が7日以上前に決まっているなら、名古屋駅からそのまま使えるWEB早特7が手軽です。さらに安くしたい場合は、名古屋〜米原の東海道新幹線をEXサービス(スマートEXの普通車指定席3,430円)で予約し、米原〜金沢を「北陸・関西チケットレス(早特7)」(おとな3,550円+米原〜敦賀の運賃860円を交通系ICカードで支払い)にすると合計7,840円となり、WEB早特7より330円安くなります(通常期・2026年10月時点)。
チケットレスやe5489の割引で新幹線料金を安くする方法
e5489では、WEB早特7のほかに、米原〜金沢をチケットレスで乗れる「北陸・関西チケットレス」「北陸・関西チケットレス(早特7)」があり、名古屋〜米原の東海道新幹線をEXサービスで予約すれば、名古屋から金沢まできっぷを受け取らずに乗り継げます。
e5489のチケットレスは、北陸新幹線は設定したICカードを改札でタッチし、在来線特急はスマホの提示用画面を車掌に見せて乗る仕組みで、在来線部分の運賃(乗車券)は別に必要です。
しらさぎで使えるのは米原〜敦賀だけのため、名古屋駅からしらさぎに乗る場合はチケットレスにならず、駅できっぷを受け取って乗車します。
e5489で購入できる主な割引商品を以下にまとめました。
- WEB早特7:乗車7日前までの予約で片道8,170円
- 北陸・関西チケットレス(早特7):米原〜金沢を乗車7日前までの予約でおとな3,550円(別に米原〜敦賀の運賃860円を交通系ICカードで支払い)
- 北陸・関西チケットレス:米原〜金沢を乗車当日(発車4分前)まで買えるチケットレス商品、おとな5,340円+運賃860円
- (参考)J-WESTカード会員向けの「eきっぷ」「eチケットレス特急券」は2026年3月13日で発売を終了しました
e5489で割引きっぷを購入するには、WESTER会員(WESTER ID)への登録が前提となります。
年会費は無料なので、名古屋から金沢の鉄道移動を検討している方は事前に登録しておくことをおすすめします。
金券ショップの株主優待券は使える?往復割引は2026年3月に終了
金券ショップでは、JR西日本やJR東海の株主優待割引券が売られていることがあります。JR西日本の券は1枚で運賃・料金が5割引になりますが、割引されるのはJR西日本の区間(米原〜金沢)だけで、名古屋〜米原のJR東海区間は割引なしの別のきっぷになります。JR東海の券は1枚1割引(同時に2枚まで)で、JR東海の路線内でしか使えません。
どちらの券もEX予約・スマートEXでは使えません(JR西日本の券はe5489・駅の窓口・券売機、JR東海の券は駅の窓口・サポートつき指定席券売機で使用)。券の代金もかかるため、JR西日本も「ご乗車になる区間によっては、優待券を利用することにより、むしろ割高になる場合もあります」と案内しています。なお、名古屋〜北陸の紙の割引きっぷだった「北陸往復割引きっぷ」「名古屋往復割引きっぷ」は2024年3月15日で利用を終えています。
往復割引(JR線の片道営業キロが601km以上で乗車券が1割引き)と往復乗車券の発売は、JR各社とも2026年3月13日で終了しました。名古屋〜金沢間は営業キロが約251kmで、もともと「片道601km以上」という条件に届かず対象外でした。
金券ショップの優待券は在庫があれば出発当日でも買えますが、在庫や価格は店ごとに違うため、券の代金と割引額を比べてから使うかどうかを決めましょう。
名古屋から金沢の新幹線の時刻表・終電・予約方法をまとめて解説
名古屋から金沢への新幹線時刻表は、しらさぎの敦賀行き時刻と北陸新幹線つるぎの金沢行き時刻をセットで確認する必要があります。
名古屋駅発のしらさぎは7時51分発〜19時48分発の1日8本で、おおむね1〜2時間おきです。米原まで東海道新幹線を使えば米原始発のしらさぎ(1日7本)にも乗れるため、ほぼ1時間に1本の間隔で金沢へ向かえます(2026年10月時点)。
朝いちばんに金沢へ着きたい場合は、名古屋7時11分発のこだま863号で米原へ行き、米原7時48分発(土休日は7時47分発)のしらさぎ51号、敦賀8時31分発のつるぎ4号と乗り継ぐと金沢9時28分着です。名古屋7時51分発の始発のしらさぎ1号に乗り通す場合は、敦賀9時46分発のつるぎ8号に乗り継いで金沢10時43分着です(2026年10月時点)。
名古屋駅発の最終しらさぎ(19時48分発)に乗ると金沢着は22時39分です。これより遅く出る場合は、名古屋21時15分発のひかり661号で米原へ向かい、米原21時50分発のしらさぎ63号、敦賀22時28分発のつるぎ50号と乗り継ぐと金沢23時25分着で、これがその日のうちに金沢へ着ける最終の乗り継ぎです(2026年10月時点)。
最終新幹線の正確な時刻はダイヤ改正によって変動する可能性があるため、JR西日本の公式時刻表またはジョルダンなどの乗換案内サービスで出発前に確認するのが確実でしょう。
予約はe5489でのネット予約が最も割引の選択肢が多く、名古屋〜米原の新幹線をEX予約・スマートEXで買い、米原からe5489の「北陸・関西チケットレス」につなぐ方法と合わせて、2つの予約ルートを把握しておくと便利です。
名古屋から金沢へ高速バスで行く方法|料金・時刻表・予約・乗り場を解説
名古屋から金沢への高速バスは、片道4,200円〜(昼行便・2026年10〜11月)で利用できる最安値の移動手段です。
昼行バスと夜行バスの2種類が運行されており、昼行バスは約4時間、夜行バスは約6〜7時間(富山経由)で金沢に到着します。
昼行便は名鉄バス・北陸鉄道・JR東海バス・西日本JRバス、夜行便はJRバス・VIPライナー・あおぞらライナーが運行しているため、出発時間や座席タイプを比較して選べるのが高速バスの強みでしょう。
ここでは料金相場・時刻表・予約手順・乗り場案内・運行状況の確認方法まで、名古屋から金沢の高速バス利用に必要な情報を網羅します。
名古屋から金沢の高速バスの料金相場は片道4,200円〜5,800円(日別運賃)
名古屋から金沢の昼行高速バスは乗車日ごとに運賃が変わる日別運賃で、大人片道3,600円〜5,800円の5段階のうち、2026年10〜11月の運行日は4,200円〜5,800円です(往復運賃の設定はありません。名鉄バス公式の運賃カレンダー)。
料金は運行日や曜日によって変動するカレンダー運賃制を採用しているバス会社が多く、平日のほうが安くなる傾向があります。
鉄道の所定料金9,080円と比較すると、高速バスはおよそ半分〜6割ほどの価格帯に収まるため、名古屋から金沢への安い行き方として最有力の手段です。
交通費を最優先に考える方にとって、高速バスの料金メリットは見逃せないでしょう。
名鉄バス・北鉄バスなど主要バス会社の片道料金と座席を比較
名古屋から金沢の高速バスは、名鉄バス・北陸鉄道(北鉄バス)・JR東海バス・西日本JRバスが共同運行する北陸道経由の昼行便が中心で、白川郷経由の昼行便(名鉄バス・北陸鉄道)と、JRバス・VIPライナー・あおぞらライナーの夜行便もあります(WILLER EXPRESSはこの区間を運行していません)。
バス会社ごとの料金やサービスを把握しておくと、自分に合った便を選びやすくなるでしょう。
名鉄バス・北鉄バスなど主要バス会社の料金・座席タイプを比較した結果は以下のとおりです。
| バス会社 | 片道料金(目安) | 往復料金(目安) | 座席タイプ | 主なルート |
|---|---|---|---|---|
| 名鉄バス・北陸鉄道・JRバス(北陸道経由・昼行) | 4,200円〜5,800円(2026年10〜11月の日別運賃) | 設定なし | 4列シート | 名鉄バスセンター〜金沢駅西口 |
| 名鉄バス・北陸鉄道(白川郷経由・昼行) | 5,000円〜6,000円(2026年10〜11月の日別運賃) | ― | 4列シート | 名鉄バスセンター〜白川郷〜金沢駅前 |
| JRバス 北陸ドリーム名古屋号(夜行) | 4,990円〜5,810円 | ― | 4列シート | 名古屋駅新幹線口〜富山・高岡〜金沢駅西口 |
| VIPライナー・あおぞらライナー(夜行) | 日によって変わる(各社公式サイトでご確認ください) | ― | 3列独立(VIPライナーは最後尾のみ4列。4列の便もあり) | 名古屋〜富山〜金沢駅(便により異なる) |
名鉄バス・北鉄バスの共同運行便は1日あたりの便数が多く、時間帯の選択肢が豊富な点で利便性が高い路線です。
3列独立シートは夜行便のVIPライナー(最後尾のみ4列)とあおぞらライナーにあり、座席の広さや快適性を重視する方に向いています(昼行便はすべて4列シートです)。
なお、名古屋・金沢線には往復運賃の設定がなく、往復するときは片道運賃を2回分支払います(名鉄バス公式の運賃カレンダー)。
高速バスに往復割引はない・安い日を選んで予約するのがコツ
名古屋から金沢の昼行高速バス(名古屋・金沢線)には往復運賃・往復割引の設定がなく、往復でも片道運賃の2回分がかかります(名鉄バス公式、2026年10月時点)。
安く乗るコツは、乗車日ごとに変わる日別運賃のうち安い日を選ぶことで、2026年10〜11月の運行日は火〜木曜の多くが4,200円、月・金曜の多くが4,700円、土日祝の多くが5,300円、連休などの繁忙日が5,800円です。
運賃カレンダーは名鉄バス公式サイトの路線ページに掲載されており(2026年10月時点では9〜11月運行分)、日程に幅がある方は安い日を確かめてから予約するのがおすすめです。
予約後の変更・払い戻しの条件は予約サイトごとに異なるため、購入前に確認しておきましょう。
名古屋から金沢の高速バスの時刻表と昼行バス・夜行バスの所要時間
名古屋から金沢の高速バスは昼行便と夜行便に分かれ、それぞれ所要時間や到着時間帯が異なります。
昼行バスは名古屋発で約4時間、夜行バスは約6〜7時間が所要時間の目安です。
昼行便は日中の移動に、夜行便は翌朝の早い時間から金沢観光を始めたい方に適しているでしょう。
時刻表の詳細は名鉄バス公式サイトやハイウェイバスドットコムで確認でき、季節によって運行本数や時間帯が変わる場合があります。
昼行バスは名古屋発で約4時間・名鉄バスセンター出発の便が中心
名古屋から金沢への昼行バスは、名鉄バスセンターを出発して約4時間で金沢駅西口に到着する便が中心です。
名鉄バス・北鉄バスの共同運行便は1日10便で、名鉄バスセンターを7時30分〜19時30分に出発し、金沢駅西口に11時28分〜23時28分に着きます(2026年10月時点)。
所要時間(見込み):3時間49分~4時間00分(途中SAでの休憩含む)
引用元:北陸鉄道公式サイト
途中、各便とも北陸自動車道の南条SAで20分程度休憩するので、トイレや買い物に使えます。
名鉄バスセンターの発車時刻は7時30分・8時30分・9時30分・10時30分・12時30分・15時30分・16時30分・17時30分・18時30分・19時30分の10便で、JR名古屋駅(新幹線口)にはその約15分後に停まります(2026年10月時点)。
名鉄バスセンターからは、白川郷を経由して金沢駅へ向かう名古屋〜白川郷〜金沢線(名鉄バス・岐阜乗合自動車・北陸鉄道の共同運行)も出ています。名鉄バスセンターから金沢まで通しで乗れるのは名鉄バスの9時50分発(金沢駅13時55分着)と北陸鉄道の夕方の便で、北陸鉄道の便は4〜11月が15時00分発(金沢駅19時10分着)、12〜3月は16時00分発(金沢駅20時10分着)に変わります(2026年10月時点、名鉄バス)。白川郷で観光する場合は、名古屋→白川郷の便と、白川郷→金沢の便(北陸鉄道などの高山〜白川郷〜金沢線、大人片道2,800円・2026年10月時点)を別々に予約しましょう。どちらも座席指定制で、乗車前の予約が必要です。
夜行バスは名古屋発で早朝金沢着・時間を有効活用できる
名古屋から金沢への夜行バスは、名古屋を夜に出発し翌朝の早い時間帯に金沢へ到着するため、宿泊費と移動時間を同時に節約できる手段です。
所要時間は約6〜7時間(JRバス北陸ドリーム名古屋号は名古屋駅新幹線口22:40発→金沢駅西口5:15着、VIPライナーは名古屋23:55発→金沢6:10着で、どちらも富山経由)で、昼行バスより長くなりますが、車内で睡眠を取りながら移動できるのが夜行バスの最大の利点でしょう。
夜行バスの料金は、JRバス北陸ドリーム名古屋号が片道4,990円〜5,810円(早めに買うと安い早売運賃もあり、2026年10月時点)で、昼行バスと同じくらいの水準です。3列独立シートのVIPライナー・あおぞらライナーは日によって運賃が変わるため、各社公式サイトでご確認ください。
北陸ドリーム名古屋号なら金沢駅西口に5時15分に着くので(2026年10月時点)、季節によって4時〜6時に開門する兼六園の早朝開園(無料・蓮池門口と随身坂口から入園)を歩き、9時頃から店が開く近江町市場で朝食や買い物を楽しむといった回り方ができるため、日帰り旅行にも活用できます。
名古屋から金沢の高速バスの予約方法と乗り場・3列シートの選び方
名古屋から金沢の高速バスの予約は、オンラインの予約サイトまたは窓口で行えます。
予約サイトによって取り扱うバス会社や座席タイプが異なるため、複数のサイトを比較して最適な便を見つけるのがコツです。
乗り場は名鉄バスセンターが中心ですが、金沢行きの昼行便は約15分後にJR名古屋駅の新幹線口(太閤通口側)にも停まり、夜行の北陸ドリーム名古屋号は名古屋駅(新幹線口)から出発します。
昼行便はすべて4列シートで、3列独立シートは夜行便のVIPライナー(最後尾のみ4列)とあおぞらライナーにあるため、長時間の移動でも快適に過ごしたい方は座席タイプにもこだわると満足度が上がるでしょう。
ハイウェイバスドットコム・高速バスネット・楽天トラベルでの予約手順
名古屋から金沢の高速バスを予約する際は、昼行便ならハイウェイバスドットコム、JRバスの夜行便「北陸ドリーム名古屋号」なら高速バスネットが運行会社の案内する予約先で、楽天トラベルでは複数のバス会社の便をまとめて探せます。
各サイトでの予約手順と特徴を以下に整理しました。
- ハイウェイバスドットコム:名鉄バス・北鉄バスの共同運行便を予約可能で、カレンダーから希望日を選択し、空席のある便を予約する流れ
- 高速バスネット:JR東海バス・西日本JRバスの夜行便「北陸ドリーム名古屋号」(名古屋駅新幹線口22時40分発→金沢駅西口5時15分着、2026年10月時点)を予約可能。WILLER EXPRESSはこの区間を運行していません(WILLER TRAVELでは名鉄バスなどの便を販売)
- 楽天トラベル:複数のバス会社の便を横断検索でき、楽天ポイントが貯まる利点がある
インターネットで ハイウェイバスドットコム (受付時間 24時間)
引用元:名鉄バス公式サイト
いずれのサイトでも出発地・到着地・乗車日を入力して検索し、希望の便を選んで予約・決済する流れは共通しています。
決済はクレジットカードが主流ですが、サイトによってはコンビニ決済やPayPayに対応している場合もあるため、支払い方法の選択肢を事前に確認しておくと安心でしょう。
トイレ・充電設備・Wi-Fiなどバスの設備と座席指定の方法
名古屋から金沢の高速バスで快適に移動するなら、座席タイプや車内設備にも注目して便を選ぶことが重要です。
名古屋〜金沢の昼行便は名鉄バス・北陸鉄道・JR東海バス・西日本JRバスの4社の共同運行で、北陸鉄道の路線案内に載っている主な設備は次のとおりです(増便などで車両が変わると設備が異なることがあります)。
- 座席:昼行便は4列シートで、リクライニングとフットレスト付き(3列独立シートの便はありません)
- 充電設備:100VコンセントかUSBポートのどちらかがあり、スマホを充電できる(充電ケーブルは持参)
- Wi-Fi:車内でWi-Fiが使える
- トイレ:車内にトイレがあり、南条SAでの約20分の休憩を待たずに使える
- 夜行便:北陸ドリーム名古屋号(JR東海バス・西日本JRバス)も4列シートで、化粧室付き
昼行便の予約先のハイウェイバスドットコムでは、オンラインのクレジットカード決済かWEB回数券で支払った予約なら、決済後に空いている席の中から座席を選んで指定でき、予約受付の終了時刻までは何度でも変えられます。
この区間で3列独立シートを選べるのは夜行便(VIPライナー・あおぞらライナー)だけで、運賃は日によって変わるため、予約サイトで4列シートとの差を確かめてから選びましょう。約6〜7時間の夜行移動では、座席の広さが眠りやすさに直結します。
名鉄バスセンター・金沢駅西口など主要バス停の場所と乗り場案内
名古屋から金沢の高速バスの出発地は、名鉄バスセンター3階の6番のりばで、名鉄バス・北陸鉄道・JR東海バス・西日本JRバスが共同運行する昼行便は全便ここから出発します。
名鉄バスセンターは名古屋駅前の名鉄バスターミナルビル(旧名鉄百貨店メンズ館)の3・4階にあります。再開発で2026年3月末に閉鎖する予定でしたが、2025年12月に当面は今の場所で営業を続けると発表されています(名鉄バス)。
きっぷの窓口購入は3階のきっぷうりばで出発時刻の30分前まで対応しており、現金とクレジットカードが利用可能です。
金沢側の到着場所は金沢駅西口(金沢港口)で、昼行便は4番のりば、夜行の北陸ドリーム名古屋号も金沢港口に着きます。金沢駅観光案内所は駅構内の新幹線改札口の前にあり、兼六園・ひがし茶屋街方面を回る城下まち金沢周遊バスは反対側の東口(兼六園口)7番のりばから出るため、駅の構内を通って東口へ移動します。
金沢行きの昼行便は名鉄バスセンターを出て約15分後にJR名古屋駅(新幹線口1番のりば)にも停まり(乗車のみ)、夜行バスは会社によって乗り場が異なる(北陸ドリーム名古屋号は名古屋駅新幹線口)ため、予約確認メールで乗り場を必ずチェックしておきましょう。
名古屋から金沢の高速バスの運行状況の確認方法と雪の時期の注意点
名古屋から金沢の高速バスは天候や道路状況によって遅延・運休となる場合があり、冬季は積雪の影響を受けやすい路線です。
運行状況のリアルタイム確認は、名鉄バス公式サイトやハイウェイバスドットコムの運行情報ページで行えます。
12月〜2月の雪のシーズンは、北陸道経由の便が通る名神高速・北陸自動車道や、白川郷経由の便が通る東海北陸自動車道で予防的通行止めが行われることがあり(2026年1月21日夜からは名神・北陸道などで予防的通行止めが実施されました)、その場合はバスが大幅に遅延するか運休になるケースがあります。
冬季に高速バスを利用する場合は、出発当日の朝に運行状況を確認し、鉄道への振り替えも視野に入れたプランを立てておくと安心でしょう。
ただし鉄道も雪の影響を受けないわけではなく、2026年1月には大雪のため特急しらさぎが24日夜から25日にかけて計画運休しました(JR西日本)。雪の予報が出ている日は、高速バスとしらさぎの両方の運行情報を前日から確認し、日程をずらすことも含めて考えておくと安心です。
名古屋から金沢へ車で行く場合の高速料金・ルート・所要時間を解説
名古屋から金沢へ車で行く場合、高速道路を利用すれば、名古屋ICから金沢西ICまで約2時間45分〜3時間10分(休憩・渋滞なし)で到着できます。
ルートは名神高速+北陸自動車道の米原経由と、東海北陸自動車道経由の2パターンが主流です。
高速料金は名古屋ICから金沢西ICまで普通車の片道6,130円(2026年10月時点)が目安で、ETCの休日割引・深夜割引を使えば約3割安い4,290円になります。
複数人での旅行であれば1人あたりの交通費は高速バスと同等レベルまで抑えられるため、車は名古屋から金沢への移動手段として十分に選択肢に入ります。
ここでは具体的なルート・高速料金・渋滞情報・冬の雪道対策まで詳しく解説します。
名古屋から金沢への車のルートは東海北陸道と北陸道の2パターン
名古屋から金沢へ車で移動する場合、名神高速+北陸自動車道の米原経由ルートと、東海北陸自動車道ルートの2パターンが一般的です。
米原経由ルートは高速道路の走行距離が約250kmで、道路幅が広く走りやすい区間が多い特徴があります。
東海北陸自動車道ルートは距離が約230km〜250kmとやや短いものの、山間部を通過するため勾配やカーブが多い区間が含まれるでしょう。
名古屋IC〜金沢西ICの所要時間は米原経由が約2時間45分、東海北陸道経由が約3時間10分(休憩・渋滞なし)で、高速料金はどちらも同じですが、渋滞状況や季節によって最適なルートが変わります。
名古屋から金沢への車のルートを選ぶ際は、出発時間帯の渋滞予測とあわせて判断することが重要です。
名神高速+北陸自動車道の米原経由ルートの料金とETC割引
名神高速+北陸自動車道の米原経由ルートは、名古屋ICから東名高速道路・名神高速道路(小牧ICから先が名神)で米原JCTへ、米原JCTから北陸自動車道で金沢西ICまたは金沢東ICへ向かう経路です。
このルートの高速料金は普通車の片道で金沢西ICまで6,130円(現金・ETC同額)、金沢東ICまで現金6,270円・ETC5,990円(2026年10月時点)ですが、ETCの各種割引を利用すれば料金を抑えることが可能です。
深夜割引:深夜の時間帯(0~4時)約30%割引/休日割引:土曜・日曜・祝日の終日(交通混雑期等・3連休を除く)約30%割引
ETCの休日割引(普通車・軽自動車等が対象。3連休や年末年始などの混雑期は対象外)を適用すれば高速料金は金沢西ICまで4,290円、金沢東ICまで4,190円まで下がり、ガソリン代を加えても1人あたりの交通費は2〜3人で割れば高速バスと同等水準になります。
正確な料金はNEXCO中日本のドライブコンパスで出発IC・到着ICを指定して検索するのが確実でしょう。
米原経由ルートは走行の安定感と料金のバランスに優れた定番ルートといえます。
東海北陸自動車道ルートの距離・高速料金・サービスエリア情報
東海北陸自動車道ルートは、名古屋から一宮JCTを経由して東海北陸自動車道に入り、終点の小矢部砺波JCT(富山県)まで約185km走ったあと、北陸自動車道に入って金沢へ向かう経路です。
走行距離は約230km〜250kmで、米原経由ルートとほぼ同等か若干短い距離となっています。
高速料金は米原経由と同じで、普通車の片道で金沢西ICまで6,130円です(2026年10月時点)。入口と出口が同じなら、走った距離が最短経路の2倍以内であればどの経路でも最も安い経路の料金になるためです(NEXCO中日本)。走行時間はドラぷらの検索で米原経由より10分〜25分ほど長くなります。
東海北陸自動車道のサービスエリアとしては、ひるがの高原SAなどがドライバーの休憩スポットとして利用されています。
ただし、東海北陸道は対面通行区間が一部残っており、特に冬季は積雪による速度規制や通行止めが発生しやすい点に注意が必要です。
白川郷ICで下りれば世界遺産の白川郷合掌造り集落に立ち寄れるため、観光を兼ねたドライブにはこちらのルートが魅力的でしょう。
名古屋から金沢まで車で何時間?渋滞・冬の雪道スタッドレス情報
名古屋から金沢まで車で行く場合、名古屋ICから金沢西ICまでの高速道路の走行時間は約2時間45分〜3時間10分(休憩・渋滞なし)が目安で、名古屋市内からICまでの移動や休憩の時間が別にかかります。
ただし、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始の大型連休には名神高速道路の一宮IC〜一宮JCT・尾西バスストップ付近や、東海北陸自動車道の美濃IC付近で渋滞が発生しやすくなります(2026年のお盆もこれらの付近で10km以上の渋滞が予測されました)。
また北陸自動車道では2026年もリニューアル工事が続き、小松IC〜美川ICは2026年12月25日まで、金沢西IC〜金沢森本ICは12月1日まで、長浜IC〜敦賀IC間の一部は11月下旬まで昼夜連続の対面通行規制となります(金沢東ICの米原方面行きの入口は11月18日まで閉鎖)。また2026年10月26日(月)・27日(火)は各日20時〜翌朝6時に、木之本IC〜敦賀IC(上り線=米原・名古屋方面)が夜間通行止めになります(予備日は10月28日・29日)。お盆には能美根上スマートIC〜美川IC付近で最大10kmの渋滞が予測されたほどなので、平日の朝夕や休日は時間に余裕を持って出発しましょう(NEXCO中日本)。
渋滞を避けるには、早朝5時〜6時台に名古屋を出発するか、深夜割引の時間帯に合わせて移動するのが効果的でしょう。
冬季の名古屋〜金沢間で車を使う場合に注意すべき点を以下に整理しました。
- 12月〜3月ごろに北陸自動車道・東海北陸自動車道を走るなら、冬用タイヤ(スタッドレス)を装着し、タイヤチェーンも積んでおく(NEXCO中日本の呼びかけ。雪で「冬用タイヤ規制」が出ると、冬用タイヤかチェーンを付けた車しか通れない)
- 米原経由ルートの北陸自動車道 木之本IC〜今庄IC・丸岡IC〜加賀ICはチェーン規制の対象区間で、規制が出るとスタッドレスタイヤでもチェーンを付けないと通れない
- 積雪によるIC閉鎖や通行止め情報はNEXCO中日本の道路交通情報サイト「iHighway中日本」で確認可能
- 冬用ワイパーや解氷スプレーなどの装備があると安心
名古屋市内は雪が少ない地域ですが、北陸自動車道に入ると積雪量が急増するケースがあるため、冬季のドライブでは装備の準備を怠らないことが安全な移動の前提条件です。
渋滞情報はJARTIC(日本道路交通情報センター)でリアルタイムに確認できるため、出発前にチェックする習慣をつけておくとよいでしょう。
名古屋から金沢へ下道ルートやレンタカーで行く場合のガソリン代の目安
名古屋から金沢へ下道(一般道)のみで行く場合、大垣方面から国道21号で関ケ原を越えて米原へ出て、国道8号で敦賀・福井を経由するルートが一般的で、距離は約270km、所要時間は休憩なしで約6時間〜7時間が目安です(経路検索による概算。渋滞や冬の雪でさらに延びます)。
高速料金がかからないため交通費はガソリン代のみで済みますが、所要時間は高速道路利用時の約2倍に膨らみます。
ガソリン代の目安は、燃費15km/Lの車で、ガソリン単価をレギュラー170円/L(資源エネルギー庁調べの全国平均170.2円、2026年9月28日時点)とすると、下道(約270km)で約3,100円、高速道路ルート(約250km)で約2,900円が見込まれるでしょう。
レンタカーを利用する場合は、車両レンタル料金(コンパクトカー24時間で約5,600円〜9,900円、2026年10月時点の主なレンタカー会社の通常期料金)にガソリン代と高速料金を加えた総額が交通費となります。名古屋で借りて金沢で返す片道利用は、乗り捨て料金が別にかかる点に注意しましょう。
2〜4人のグループであればレンタカー代を人数で割れば1人あたりの負担は鉄道利用と同等かそれ以下に抑えられるケースもあるため、人数が多い旅行では検討する価値があるでしょう。
下道ルートは途中で道の駅や観光スポットに立ち寄りながらドライブを楽しみたい方に向いた選択肢です。
名古屋から金沢のお得なきっぷ・旅行パック・ツアーで交通費を節約する方法
名古屋から金沢への交通費を節約するには、お得なきっぷや新幹線+ホテル付き旅行パックを活用する方法が有効です。
個別に交通手段と宿泊先を手配するよりも、パック商品のほうがトータルの旅行代金が安くなるケースは少なくありません。
WEB早特7などのトクトクきっぷを使えば、鉄道だけでも所定の運賃・料金より1割ほど(片道900〜1,200円ほど)安くなります。
ここでは名古屋から金沢を安く移動するための各種お得なきっぷ・パック商品・ツアーの選び方を紹介します。
名古屋から金沢のお得な切符はトクトクきっぷ・WEB早特が中心
名古屋から金沢の移動で利用できるお得な切符は、JR東海・JR西日本が設定するトクトクきっぷが代表的な選択肢です。
WEB早特7はe5489で購入できるトクトクきっぷで、片道8,170円と所定料金より910円安い料金で利用可能です。
名古屋から金沢で活用できる主なお得な切符を以下に整理しました。
- WEB早特7:片道8,170円、乗車7日前までにe5489で購入
- 北陸・関西チケットレス(早特7):米原〜金沢おとな3,550円+運賃860円(交通系ICカード)、乗車7日前までにe5489で購入、名古屋〜米原の東海道新幹線はEXサービスで別に予約
- 青春18きっぷ:連続3日用1万円・連続5日用1万2,050円(2024年冬季からの方式で、1枚を1人が連続する日に使う。2026年10月時点は利用期間外で、次の冬季は2026年11月27日に発売開始、2026年12月11日〜2027年1月11日に利用)
青春18きっぷで名古屋から金沢へ行く場合、2024年3月16日から敦賀〜大聖寺間がハピラインふくい、大聖寺〜金沢間がIRいしかわ鉄道の運営に変わったため、敦賀〜金沢間は青春18きっぷでは乗れません。この区間は別に運賃(敦賀→金沢の通しで大人2,730円、2026年10月時点)が必要です。
18きっぷは3日間用でも1日あたり約3,330円かかるため、名古屋〜敦賀(普通運賃2,310円)を1回乗るだけなら普通乗車券を買うほうが安く済みます。18きっぷが得になるのは、3日・5日と続けてJR線の普通列車で旅を重ねる場合です。
なお、特急を使わず普通列車だけで名古屋から金沢へ行く場合の運賃は、JRの名古屋〜敦賀2,310円と、ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道の敦賀〜金沢2,730円を合わせて片道5,040円です。大垣・米原・敦賀・福井などで4〜5回乗り換え、所要は4時間40分〜5時間10分ほどです(2026年10月15日朝の経路検索の例。名古屋8時00分発なら金沢12時40分着)。
新幹線+ホテル付き旅行パックは名古屋から金沢を別々に手配するより安くなる場合がある
名古屋から金沢への新幹線+ホテル付き旅行パックは、交通費と宿泊費をセットにすることで個別手配より合計金額が安くなるケースがあります。
旅行パックの代金は出発日・宿・列車で変わりますが、2026年10月時点ではJTBの「新幹線・JR+ホテル」で名古屋〜金沢の往復JRと金沢駅周辺のビジネスホテル1泊のセットが1人約14,700円から(2名1室利用・最も安い日)、じゃらんパックでも2026年11月11日(水)出発・2名1室の例で1人約18,000円台からです。つまり、往復の鉄道料金(しらさぎ+北陸新幹線)の所定料金約18,160円と同じくらいか、日によってはそれより安い代金でホテルまで付きます。
JTB・日本旅行・楽天トラベルなどの大手旅行会社がパック商品を販売しており、金沢駅周辺のビジネスホテルから温泉旅館まで宿泊先の選択肢も豊富でしょう。
パックの代金や空きは出発日・宿・列車によって変わるため、日程が決まったら早めに各社のサイトで代金を比べておくと安心です。
名古屋から金沢の1泊2日旅行を検討しているなら、鉄道と宿泊を別々に手配する前にパック商品の料金と比較することで、交通費の節約につながるケースがあります。
遠方から泊まりがけで訪れるなら、交通(JR・新幹線や飛行機)と宿をまとめて予約できる「じゃらんパック」も比べてみてください。交通と宿を別々に予約するより安くなることがあります。
名古屋から金沢の1泊2日ツアー・観光プランを扱う主な旅行会社
名古屋から金沢への1泊2日の観光プランやツアーは、交通手段と宿泊がセットになった商品が各旅行会社から販売されています。
名古屋発の金沢方面のツアーは、2026年10月時点ではバスや列車で行く1泊2日以上の宿泊ツアーが中心で、日帰りバスツアーは設定が少なく、時期によっては見つからないこともあります。
1泊2日の旅行プランは、しらさぎ+北陸新幹線の往復の列車とホテルがセットになった商品が利用しやすいでしょう。
名古屋から金沢のツアーを取り扱う主な旅行会社を以下に整理しました。
- JTB:「新幹線・JR+ホテル」で愛知県発の石川県(金沢・加賀温泉など)行きプランを販売
- 日本旅行:JR西日本グループの旅行会社で、JR+宿の「赤い風船」を企画・実施(じゃらんパック・楽天トラベルのJR+宿も日本旅行の商品)
- 楽天トラベル:「JR楽パック赤い風船」で名古屋発のJR+宿を予約でき、楽天ポイントが貯まる
- クラブツーリズム:名古屋発の金沢方面は、添乗員付きの宿泊バスツアーや列車ツアーが中心(2026年10月時点で日帰りバスツアーの掲載はなし)
ツアーの代金はコースや出発日で大きく変わるため、各旅行会社のサイトでご確認ください。いずれも交通手段の手配や観光スポットの選定を旅行会社に任せられる手軽さが利点です。
金沢で夜まで過ごしたい場合は、宿泊付きのプランにすれば帰りの列車やバスの時刻を気にせずに済みます。
名古屋から金沢へのアクセスでよくある質問と乗り換え・切符の疑問を解決
名古屋から金沢への移動に関しては、乗り換えの有無やサンダーバードの利用可否、ICカードの対応状況など、事前に把握しておきたい疑問が多く寄せられています。
2024年3月のダイヤ改正で運行体制が大きく変わったため、過去の情報をもとに検索すると現状と異なるケースも少なくありません。
ここでは名古屋から金沢へのアクセスに関するよくある質問をまとめ、最新の情報に基づいて回答します。
名古屋から金沢へ乗り換えなし直通で行く方法はある?
2026年10月現在、名古屋から金沢への鉄道で乗り換えなし・直通で行く方法は存在しません。
2024年3月16日のダイヤ改正前は、特急しらさぎが名古屋〜金沢間を直通運転していましたが、北陸新幹線の敦賀延伸に伴い直通運転は廃止されました。
現在の鉄道ルートでは、最低でも敦賀駅での1回の乗り換えが必要です。
高速バスであれば名古屋から金沢まで乗り換えなしで移動可能なため、乗り換えを避けたい方には高速バスが最適な手段でしょう。
車での移動も乗り換えの概念がないため、直通にこだわる方は高速バスまたは車の2択から選ぶことになります。
金沢から名古屋へ帰るときも同じ行き方・料金?
2026年10月時点では帰りも行き方・料金はほぼ同じで、鉄道は北陸新幹線つるぎで敦賀へ行き特急しらさぎに乗り継ぐと大人片道9,080円(どちらも普通車指定席・通常期)、e5489専用のWEB早特7(金沢→名古屋市内、7日前までの購入・席数限定)も名古屋発と同じ8,170円です。
敦賀で名古屋行きのしらさぎに乗り継げるのは1日8本で、所要は2時間43分〜2時間51分、金沢6時00分発(名古屋8時51分着)から19時06分発(名古屋21時54分着)までが目安です。
米原で東海道新幹線に乗り換えると、金沢から名古屋までは2時間9分〜2時間25分です。朝は金沢6時00分発のつるぎ1号から敦賀7時11分発のしらさぎ2号、米原7時57分発のひかり638号と乗り継ぐと名古屋8時25分着、夜は金沢20時56分発のつるぎ49号から敦賀22時01分発のしらさぎ64号(米原行き)、米原22時42分発のこだま868号と乗り継ぐ名古屋23時05分着が、その日のうちに名古屋へ戻れる最終です(2026年10月時点)。この経路は、金沢→米原をe5489の「北陸・関西チケットレス」(おとな5,340円、乗車7日前までの「早特7」なら3,550円。しらさぎ区間の運賃860円は交通系ICカードから別に引かれます)、米原→名古屋をEXサービス(スマートEXなど)で予約すれば、きっぷを受け取らずに乗れます。
昼行の高速バス(名鉄バス・北陸鉄道・JR東海バス・西日本JRバスの共同運行)は金沢駅西口(金沢港口)4番のりばを6時30分〜18時30分に出る1日10便で、名鉄バスセンターに10時20分〜22時20分に着き(約3時間50分)、運賃は名古屋発と同じ日別運賃(大人片道3,600円〜5,800円、2026年10〜11月は4,200円〜5,800円)ですが、金沢発の便はJR名古屋駅には停まりません。
夜行の北陸ドリーム名古屋号は金沢駅西口22時20分発・名古屋駅(新幹線口)5時20分着(富山・高岡経由で約7時間)で、運賃は名古屋発と同じ4,990円〜5,810円(乗車日により変動)です。VIPライナー(3列独立シートの車両あり)にも、金沢23時20分発・名古屋5時10分着の便があります(運行日と運賃はVIPライナーの公式サイトで確認してください)。
名古屋から金沢はサンダーバードで行ける?敦賀延伸後の変更点
名古屋から金沢へサンダーバードで行くことはできません。
特急サンダーバードは大阪〜敦賀間の運行であり、名古屋駅は経由地に含まれていないためです。
名古屋方面から金沢へ鉄道で向かう場合は、特急しらさぎを利用して敦賀駅まで行き、北陸新幹線つるぎに乗り換えるのが唯一の定番ルートとなっています。
サンダーバードとしらさぎはいずれも敦賀駅が終着となったため、両列車とも金沢駅への直通は行っていません。
名古屋からしらさぎで敦賀に到着後、北陸新幹線つるぎに乗り換える方法が現在の標準的な行き方です。
大阪から特急サンダーバードで金沢へ向かう方法は大阪から金沢の移動手段まとめ|在来線・高速バスの料金と所要時間を徹底比較!で詳しく紹介しています。
名古屋から金沢の切符はICカード(Suica・TOICA)で乗れる?
Suica・TOICAなどの交通系ICカードの残額だけで、名古屋から金沢まで通して乗ることはできません。
TOICAのエリアは名古屋〜米原間が含まれますが、米原以西のJR西日本区間ではICOCAエリアとの境界があり、名古屋から金沢へエリアを跨いだIC乗車はできない仕組みです。
ただし2026年3月14日からは、名古屋〜米原を東海道新幹線のEXサービス(スマートEX・エクスプレス予約)、米原〜金沢をe5489の「北陸・関西チケットレス」(しらさぎ+北陸新幹線)で予約すれば、紙のきっぷを受け取らずに登録した交通系ICカードで乗れます(米原〜敦賀のしらさぎの運賃はICカードの残額から引かれ、しらさぎの特急券はスマホの画面を車掌に見せる方式)。名古屋駅からしらさぎに乗る経路には、このチケットレス商品の設定がありません。
名古屋から金沢へ鉄道で移動する際は、紙のきっぷまたはe5489で予約したチケットを利用するのが確実でしょう。
ICカードは名古屋駅や金沢駅での駅ナカ買い物に便利です。ただし、金沢市内の北陸鉄道の路線バスではSuica・TOICAなどの交通系ICカードは使えず、使えるのは観光向けの「城下まち金沢周遊バス」と「金沢ライトアップバス」だけです(2026年10月時点、北陸鉄道)。
名古屋から金沢の乗り換え案内ときっぷの予約はどこが便利?
名古屋から金沢への乗り換え案内を調べるには、ジョルダン乗換案内などの乗換案内サービスが便利です。きっぷの予約はJR西日本のe5489が中心で、スマートEXは名古屋〜米原の新幹線部分にだけ使えます。
ジョルダン乗換案内はWebサイトとアプリの両方で使え、出発駅と到着駅を入力するだけで最適なルート・所要時間・料金が一覧で表示されます。
スマートEXは東海道・山陽・九州新幹線のネット予約サービスで、しらさぎや北陸新幹線のきっぷは買えません。米原で乗り換える場合は、名古屋〜米原をスマートEXで、米原〜金沢をe5489の「北陸・関西チケットレス」で予約すると、チケットレスで乗り継げます。
ジョルダンは経路検索・時刻表などの基本機能を無料で使え、ユーザー投稿型の「ジョルダンライブ!」で運行・混雑の情報も確認できる点がメリットでしょう(しらさぎ・北陸新幹線の遅れはJR西日本の列車運行情報で確かめるのが確実です)。
名古屋からしらさぎで乗り通す場合は、e5489でしらさぎと北陸新幹線をまとめて予約でき(乗車前に駅できっぷを受け取り)、WEB早特7などの割引きっぷもe5489で買えます。
名古屋から金沢は飛行機で行ける?小松空港経由のアクセス方法
名古屋から金沢へ飛行機で行く場合、最寄り空港は小松空港(石川県小松市)となりますが、中部国際空港(セントレア)〜小松空港間には現在定期便が就航していません。
そのため、名古屋から金沢へ飛行機で直接移動するルートは実質的に利用できない状況です。
小松空港は東京(羽田)・福岡・札幌などの主要空港から便が就航しているため、これらの都市を経由するルートであれば飛行機での金沢アクセスが可能となります。
福岡から小松空港へ飛ぶ方法は福岡から金沢へ移動!飛行機・新幹線・高速バスの値段と所要時間を比較。で詳しく紹介しています。
ただし名古屋〜東京〜金沢と飛行機を乗り継ぐと所要時間・料金ともに大幅に増加するため、名古屋発着の場合は現実的な選択肢とはいえません。
名古屋から金沢は距離にして約250kmと近距離の移動であり、鉄道(約2時間〜2時間50分)・高速バス(約4時間)・車(約3時間)のいずれかを選ぶのが合理的でしょう。