請求書買取サービスとは、個人事業主や企業が「売掛金の管理工数を減らす」「手元キャッシュを確保」のために、未払いの請求書を即座に売却し早期に現金化できるサービスです。
開業間もない個人事業主や中小企業が融資を受けれない場合に、請求書買取は補完金融として利用されます。
2021年に日経新聞によって発行された記事によると、請求書買取の市場規模は2019年に比べ2020年には約2倍に伸びており、年々利用者が増えています。
ただし請求書買取は近年普及した資金調達手段のため、「利用を検討しているけど詳細がわからないため不安」とお考えの方も多いでしょう。
そこで本記事では、個人事業主が請求書買取サービスを利用する上で必ず知っておくべきことについて詳しく解説します。
個人事業主でも利用できるおすすめの請求書買取サービスについてもご紹介しますので、今すぐに請求書買取を用いて資金繰りの問題を解決できるでしょう。
- 請求書買取とはファクタリングのこと|個人事業主の利用者が増加している
- 請求書買取は早急な資金繰りに対応できる
- 請求書買取は融資に比べ手数料が高い
- 個人事業主の利用者が多数の請求書買取サービスなら「ペイトナーファクタリング」
以下公認会計士監修の元、当サイトが厳選した個人事業主でも利用できる請求書買取サービスおすすめTOP3となります。
個人事業主におすすめの請求書買取 | 特徴 | 詳細 |
---|---|---|
アクセルファクター | マーケティングリサーチ機構によって「安心して利用できるファクタリング」にNo.1に選ばれたサービス。 最低手数料は2%〜で、100万円以上の買取なら最もおすすめ |
https://accelfacter.co.jp/ |
QuQumo | オンライン特化型の請求書買取サービス。必要書類が「請求書」「身分証明書」の2点と少なく、手数料が1.0%〜14.8%と最安水準。 | https://ququmo.com/ |
ペイトナーファクタリング | 1万〜25万の少額債権に特化して対応。申し込みから最短10分での入金可能。 | https://paytner.co.jp/factoring |
- 1 個人事業主に利用される請求書買取サービスとは?売掛債権を早期に現金化するファクタリングのこと
- 2 請求書買取サービスのメリット・デメリット
- 3 請求書買取サービス比較の仕方|個人事業主がサービスを選ぶときのポイントを解説!
- 4 個人事業主の利用実績が豊富!請求書買取サービスおすすめ8選
- 4.1 アクセルファクターは手数料2%からで利用できる!継続利用で手数料が下がる仕組みを導入
- 4.2 QuQumoは手数料1.0%からで業界最安水準!必要書類も少ないのですぐに利用しやすい
- 4.3 ペイトナーファクタリングは最短10分で入金できるサービス|25万円以下の少額債権の取引数No.1
- 4.4 PayTodayは最短30分での入金に対応|必要書類は多いが手数料が安い!
- 4.5 土建くん建設業界専門のサービス|最短60分からの入金に対応
- 4.6 ビートレーディングは審査通過率98%のサービス|老舗の請求書買取業者のため取引実績も豊富
- 4.7 バイオンはAI審査で最短60分での入金に対応|最低5万から利用できる
- 4.8 フリーナンスはフリーランス向けの総合金融サービス|請求書買取や保険などを扱っている
- 5 請求書買取サービスの利用の流れ|仕組みを解説!
- 6 請求書買取サービスと後払いサービスの違い
- 7 よくある質問
- 8 まとめ
- 9 アクセルファクター評判記事の監修者一覧
個人事業主に利用される請求書買取サービスとは?売掛債権を早期に現金化するファクタリングのこと
請求書買取とは、入金期日前の請求書を買取ってもらい現金化するサービスのことです。
別名でファクタリングとも呼ばれています。
請求書買取を利用することで「支払いプロセスの合理化」「迅速な支払い」「キャッシュフローの改善」ができ、ビジネスの成長を加速させるために必要な資金を確保することができます。
2019年に株式会社セイビーが請求書買取を検討した理由を調査するアンケートを行ったところ、「運転資金が不足していた」「一時的に支出が増えた」「売上の増加が見込まれる」などの理由が最も多くありました。
外注費の先払いが必要になった、税金の支払いが迫っているなど資金繰り苦しい時に役立つサービスとなっています。
特に銀行などの金融機関から融資が受けるの難しく、資金繰りに悩みを抱える個人事業主には、請求書買取はおすすめのサービスと言えるでしょう。
請求書買取サービスのメリット・デメリット
請求書買取サービスは短期での資金繰り改善ができるメリットがある一方、比較的手数料が高額というデメリットがあります。
メリットやデメリットを確認しておくことで、請求書買取サービスを利用するべきかどうかがわかり、利用する場合は上手く活用することができます。
請求書買取サービスのメリット
請求書買取サービスのメリットは以下の6つです。
- 即日から数日で資金調達できるため資金繰りを改善できる
- 信用力がない事業主でも利用できる
- 負債にならず会社や個人の信用を悪化させない
- 保証人や担保が不要
- 売掛先の不払いのリスクを避けることができる
- 良い条件でビジネスを交渉しやすくなる
即日から数日で資金調達できるため資金繰りを改善できる
請求書買取は融資など比べ圧倒的に資金調達までのスピードが早い特徴があり、申し込みから即日〜数日で入金可能です。
「新規の取引するために事業資金が必要になった」「急な支払いが発生した」などのケースにも対応できます。
そのためキャッシュフローの問題で事業を拡大できない個人事業主に利用されてる場合が多いです。
信用力がない個人事業主でも利用できる
請求書買取は売掛先の信用力を審査の重点を置いており、信用力がない個人事情主でも利用しやすい資金調達方法です。
基本的に事業主の経営状況を審査することはありません。
審査は「売掛先との継続取引の有無」「売掛先の支払い能力」でほとんど決まると行っても過言ではありません。
金融機関からの融資の際に行われる自社の与信の審査に落ちてしまった方でも、請求書買取は利用可能です。
サービスによっては「赤字決算」「債務超過」「税金滞納」のケースでも利用できます。
負債にならず会社や個人の信用を悪化させない
請求書買取による資金調達は借入ではなく売掛債権の売却となるので、負債になりません。
バランシート上では有利子負債で計上されないので、金融機関からの信用を悪化させないメリットがあります。
個人事業主の請求書買取利用は負債を増やさず資金繰りの改善・事業の拡大が可能となるため、日本政策金融公庫から融資を引きやすい状況を作ることができます。
保証人や担保が不要
金融機関からの融資と違い、請求書買取は保証人や担保なしで利用できます。
請求書買取は売掛債権の売買契約基づく取引のため、一度請求書を買い取ってもらえば取引は終了になります。
仮には売掛先が債務不履行となり売掛金の支払いができない場合でも、担保・保証人がないので弁済する必要はありません。
請求書買取で担保が発生した場合は、売掛債権を担保にした貸金業に該当します。
ただし請求書買取の手数料で担保が発生している場合は、ほとんど違法業者である可能性がある可能性が高いです。
そのため基本的に請求書買取には担保や保証人がないものと考えて問題ありません。
売掛金の回収不能のリスクを避けることができる
売掛金の支払い期日前に請求書を買い取ってもらうことで、売掛先の債務不履行のリスクを避けることができます。
請求書買取は一度売掛債権を買い取ってもらえば、償還請求権が存在しないため、買取代金の返金を要求されることはありません。
良い条件でビジネスの交渉がしやすくなる
「融資を受けれない個人事業主」が請求書買取を用いて資金繰りを改善できれば、良い条件でビジネスの交渉がしやすくなるメリットがあります。
資金繰りがうまくいってる状況では、キャッシュフローを回すためだけの目的の案件を受注する必要がなくなります。
自社のキャッシュフローが安定した状況では、好条件の案件を引く交渉をしやすくなるでしょう。
請求書買取サービスのデメリット
請求書買取のデメリットは以下の3つです。
- 融資に比べて手数料が高い
- 請求書の額面の範囲しか資金調達できない
- 簡単に利用できるので依存しやすい
融資に比べ手数料が高い
個人事業主に最も利用される融資「日本政策金融公庫」の金利に比べ、請求書買取の手数料は高くなっています。
例えば日本政策金融公庫の担保を不要とする融資を受けた場合、年利は約1%〜3%と設定されていますが、請求書買取の手数料相場は3%〜20%となっています。
請求所買取行者が貸倒リスクをとる構造であるため、手数料は高くなっています。
請求書の額面の範囲しか資金調達できない
請求書買取は請求書の額面の範囲しか資金調達できないデメリットが存在します。
売掛債権を業者に売却するので、売掛金を超える範囲の資金を集めることはできません。
少額取引しか行ってないが、多額の資金が必要な方には請求書買取は向かないでしょう。
簡単に利用できるので依存しやすい
請求書買取は融資などに比べ簡単に資金調達できてしまうため、依存しやすいと言われています。
満額で入金予定の売掛金から手数料を引いた代金を得るので、必然的に商売の売上・利益率が下がってしまいます。
そのため請求書買取は資金繰りが苦しく早急に資金が必要な時だけ利用する方が望ましいでしょう。
利用回数に応じてサービス利用手数料が下がる仕組みを導入している場合もあるので、複数回利用する可能性がある方は継続利用で手数料率が下がる請求書買取業者を選びましょう。
次の章では個人事業主の利用実績が豊富で信頼性のある請求書買取サービスを紹介します。
請求書買取サービス比較の仕方|個人事業主がサービスを選ぶときのポイントを解説!
請求書買取サービスは、自社の状況や支払いの迫っている状況により以下の観点で選ぶことをおすすめします。
- 2社間ファクタリング・3社間ファクタリングで選ぶ
- 手数料率で選ぶ
- 審査通過率で選ぶ
- 利用限度額で選ぶ
- オンライン完結で選ぶ
支払い期限が翌日に迫っていて一刻も早く資金が必要な人は2社間ファクタリングや審査通過率の高いサービスを選び、やや猶予がある場合は手数料率を意識するべきでしょう。
次に選択基準を詳しく紹介します。
2社間ファクタリング・3社間ファクタリングで選ぶ
請求書買取サービスには、大きく分けて2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2種類があります。
2社間ファクタリングとは、売掛先の関与無く請求書を売却する形態のことです。
取引先の承認が不要となるのでスピード感を持って請求書を買取してもらうことができます。
2社間ファクタリングの特徴は以下の通りです。
- 取引先に資金繰りが苦しいことを知られずに利用できる
- 手続きに時間がかからず入金スピードが早い
一方、3社間ファクタリングは、取引先にファクタリング利用の承諾を得て請求もファクタリング業者が実施する請求書買取形態です。
取引先の承認が必要となりますが、その分審査に通過しやすく手数料が抑えることができます。
3社間ファクタリングの特徴は以下の通りです。
- 手数料が2~9%と低く、請求の手間なく利用できる
- 債権の回収をファクタリング会社が代行してくれる
2社間ファクタリング・3社間ファクタリングファクタリング両方を選べるファクタリング会社はアクセルファクターです。
アクセルファクターは電話で相談可能なので、気軽に問い合わせてみましょう。
手数料率で選ぶ
請求書買取サービスの手数料率は様々で、数%~数十%までの幅があります。
資金繰り改善のために利用するサービスですが、毎月利用するような状況では自転車操業となり益々悪化してしまいます。
手数料率15%を超えるサービスを選ぶべきでは無いでしょう。
サービスによって上限となる手数料率、下限となる手数料率は異なります。
少額債権を買取ってもらう場合は上限手数料率、高額・信用度の高い売掛債権を買い取ってもらう場合は下限手数料率に近い見積もりが出ることが多い傾向があります。
利用額に応じて上限・下限の目安を意識して選定しましょう。
- 上限手数料率が安い請求書買取サービスランキング
- paytoday:9.5%
- フリーナンス:10%
- ペイトナーファクタリング:一律10%
- バイオン:一律10%
- 下限手数料率が安い請求書買取サービスランキング
また25万円以下の少額債権の取引ではペイトナーファクタリングの一律10%の手数料が最も安いです。
また手数料でサービスを比較したい方は、手数料の安いファクタリングの記事をご参照ください。
審査通過率で選ぶ
請求書買取の審査通過率はサービスによって大きく異なります。
AI審査のみで審査する会社は比較的審査通過率が低く、電話などでヒアリングしてもらえる請求書買取サービスであれば柔軟な審査を受けることができます。
審査通過率が高い請求書買取サービスは以下の通りです。
利用限度額で選ぶ
高額の債権を売却したい方は、利用限度額で選ぶのがおすすめです。
上限額は請求書買取サービスにより大きく異なり、50万円~1億円程度の設定が多くなっています。
利用限度額が多いサービスは以下の通りです。
オンライン完結で選ぶ
すぐに資金が必要な場合や時間をかけずに利用したい場合は、オンラインで完結する請求書買取サービスを利用するのがおすすめです。
オンライン完結の請求書買取サービスは、必要書類を郵送で送ったり対面でのミーティングが必要ないので、資金調達のスピードが早くなります。
まWEB完結のファクタリングサービスの場合、ウェブに必要書類をアップロードするだけど審査から契約まで完了できるので、時間の短縮が可能です。
オンラインで完結できる請求書買取サービスは以下の通りです。
個人事業主の利用実績が豊富!請求書買取サービスおすすめ8選
個人事業主・フリーランスにおすすめの請求書買取サービスを8つ紹介しています。
選ぶのが難しい方のために、簡単な質問に答えるだけで利用すべき最適なサービスがわかる診断を用意しました。
- 最大3問の2択に答えるだけで最適な請求書買取サービスを診断
- 買取してほしい請求書の金額はいくらですか?
ここから先、各サービスの特徴を詳しく紹介します。
アクセルファクターは手数料2%からで利用できる!継続利用で手数料が下がる仕組みを導入
アクセルファクターは、柔軟な対応・審査が特徴の請求書買取サービス。
2019年創業以来、取引実績は200億を超えている大手ファクタリング会社が運営しています。
2022年には日本マーケティングリサーチ機構によって「安心して利用できるファクタリング会社No.1」に選出されています。
サービス名 | アクセルファクター |
---|---|
運営会社名 | 株式会社アクセルファクター |
利用限度額 | 30万円〜1億円 |
二者間ファクタリング可否 | ◯ |
三者間ファクタリング可否 | ◯ |
手数料率 | 2%~20% |
審査・入金スピード | 最短1時間審査・3時間入金 |
個人事業主可否 | ◯ |
審査通過率 | 93.3% |
アクセルファクターのメリットは以下のとおりです。
- 柔軟な対応・審査による93.3%の高い審査通過率(電話・面談も可能)
- 30万円〜1億円の高い利用限度額(50万円以上が得意)
- 2%~の低い手数料率
- 継続利用で手数料が下がる仕組みがある
- 50%以上の利用者が即日入金を達成している
これらのメリットからアクセルファクターは、以下のような方におすすめのサービスです。
- 50万円以上の請求書を現金化したい
- 医療債権や発注書など請求書以外の債権がある
- 申込日に資金調達したい
アクセルファクターは、柔軟な審査が特徴の請求書買取サービスです。
他の請求書買取サービスでは対象外となる、発注書での債権など請求書以外の売掛債権も対象となるので、これらの債権をお持ちの方はアクセルファクターでの資金調達がおすすめ。
アクセルファクターは総資本金額2億8447万円の大企業グループが運営しているため、安心して利用できるサービスを選びたい方もこちらを選ぶと良いでしょう。
QuQumoは手数料1.0%からで業界最安水準!必要書類も少ないのですぐに利用しやすい
QuQumoはオンライン完結で、手軽に利用しやすい請求書買取サービス。
サービス名 | QuQumo |
---|---|
運営会社名 | 株式会社アクティブサポート |
利用限度額 | 下限・上限なし |
二者間ファクタリング可否 | ◎ |
三者間ファクタリング可否 | ◯ |
手数料率 | 1%〜14.6% |
審査・入金スピード | 最短30分審査・2時間入金 |
個人事業主可否 | ◯ |
審査通過率 | 非公表 |
QuQumoのメリットは以下のとおりです。
- 手数料1.0%〜14.8%と下限・上限ともに安い
- オンライン完結のため全国どこでも利用できる
- 最短2時間での請求書を現金化できる
- 必要書類が2点のみ少ない
- 設立間もない事業者でも利用できる
- 場合にもよるが、200万円までの取引なら面談不要
これらのメリットからQuQumoは、以下のような方におすすめのサービスです。
- 即日の入金を希望している
- 必要書類が少ないサービスを利用したい
- 面談不要のオンラインで取引を完結させたい
QuQumoはスピーディな取引と低手数料が強みです。
必要書類は「請求書」「身分証明書」の2点で、決算書や確定申告書などの資料を揃える必要がないためすぐに請求書を現金化できます。
また余計の人件費がかからないオンライン特化型のサービスのため、業界最安の手数料でサービスを提供しています。
今すぐに数十万円〜200万円前後の請求書を手数料安く、最短で現金化したい方にQuQumoはおすすめのサービスです。
【参照】:QuQumo(ククモ)のリアルな評判・口コミとは?審査落ちを避けるポイントを解説!
ペイトナーファクタリングは最短10分で入金できるサービス|25万円以下の少額債権の取引数No.1
ペイトナーファクタリングは、AI審査による即日入金が特徴の請求書買取サービス。
セブン銀行や損保ジャパンなどの大手金融機関と提携を組んでいるサービスとなっています。
サービス名 | ペイトナーファクタリング |
---|---|
運営会社名 | ペイトナー株式会社 |
利用限度額 | 初回:1~25万円 2回目以降:1~50万円 |
二者間ファクタリング可否 | ◯ |
三者間ファクタリング可否 | ☓ |
手数料率 | 10%(初回のみ8%) |
審査・入金スピード | 最短10分 |
個人事業主可否 | ◯ |
審査通過率 | 非公開 |
ペイトナーファクタリングのメリットは以下の3点です。
- AI審査で最短10分で入金
- 1万円からの少額でも手数料率が一律10%
- 取引先に知られること無く利用可能
- 必要書類が少ないファクタリング
これらのメリットから、ペイトナーファクタリングは以下のような方におすすめです。
- 25万円以下の少額債権を売却したい方
- 取引先に知られること無く債権を売却したい方
- 請求書を即日現金化したい方
オンラインで完結するため煩わしい手続きはなく、求められる書類は請求書とSNSアカウントもしくは銀行口座明細のみで、入力項目が少ないことも特徴です。
取引先への支払い期限が迫っている、税金の支払い期限当日などすぐに資金が必要な場合は最も優れた選択肢と言えるでしょう。
PayTodayは最短30分での入金に対応|必要書類は多いが手数料が安い!
PayTodayは、低額な手数料率と即日入金が特徴の請求書買取サービスです。
サービス名 | PayToday |
---|---|
運営会社名 | Dual Life Partners株式会社 |
利用限度額 | 下限・上限無し (10万円〜1億円の実績) |
二者間ファクタリング可否 | ◯ |
三者間ファクタリング可否 | ☓ |
手数料率 | 1~9.5% |
審査・入金スピード | 最短30分 |
個人事業主可否 | ◯ |
審査通過率 | 非公開 |
PayTodayのメリットは以下の通りです。
- 1~9.5%の業界最安水準の手数料率
- 取引先に絶対に通知されない※支払期限が守られている場合
- 上限なしの利用限度額
これらのメリットから、paytodayは以下のような方におすすめです。
- 少しでも手数料を抑えたい方
- 請求書買取サービスの利用を絶対に取引先に知られたくない方
- 面倒な面談無く、オンラインで完結させたい方
PayTodayは、数万円単位の少額から数億円単位の高額債権まで取り扱っている上、手数料率1~9.5%と最安水準です。
通常2社間ファクタリングでは、取引先に請求書買取サービスの利用を知られることは有りませんが、万が一漏れてしまったらと不安に思われる経営者の方も多いでしょう。
そんな方の不安に寄り添い、ホームページで「債務者様への通知は、返済期⽇が守られている限り絶対に⾏いません。」と記載されており、安心して利用できるサービスです。
そのため、安心と好条件を料率したい方におすすめのサービスです。
土建くん建設業界専門のサービス|最短60分からの入金に対応
土建くんは30万円からの少額債権に対応した建設業界向けの請求書買取サービスです。
サービス名 | 土建くん |
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運営会社名 | 株式会社ワイズコーポレーション |
利用限度額 | 30万円~3000万円 |
二者間ファクタリング可否 | ◯ |
三者間ファクタリング可否 | ◯ |
手数料率 | 5%~ |
審査・入金スピード | 最短60分 |
個人事業主可否 | ◯ |
審査通過率 | 91% |
土建くんのメリットは以下の通りです。
- 建設業の少額債権でも取引に対応
- 本審査前に簡単査定を受けられる
- リピート率が91%と利用者からの評価が高い
これらのメリットから、バイオンは以下のような方におすすめです。
- 建設業の一人親方で小さい案件を複数抱えている方
- 継続利用を検討されている方
土建くんは請求書買取の業界の中でも珍しい建設業専門のサービスで、30万円〜3000万円の請求書買取が可能です。
審査を受ける前に7項目の簡単査定フォームに答えると、仮審査における買取条件を前もって知ることができます。
加えて利用者のリピート率が高いことから、良心的な手数料での取引をしていることが分かっています。
建設業の方で継続的に請求書買取による資金調達を検討している方は、一度土建くんの簡単査定を受けてみましょう。
ビートレーディングは審査通過率98%のサービス|老舗の請求書買取業者のため取引実績も豊富
ビートレーディングは、柔軟な対応とスピードを兼ね備えた請求書買取サービス。
創業以来2023年3月時点の取引実績は1060億円を誇ります。
サービス名 | ビートレーディング |
---|---|
運営会社名 | 株式会社ビートレーディング |
利用限度額 | 上限・下限なし (3万円〜7億円の実績) |
二者間ファクタリング可否 | ◯ |
三者間ファクタリング可否 | ◯ |
手数料率 | 二者間ファクタリング:4~12% 三者間ファクタリング:2~9% |
審査・入金スピード | 最短30分審査 最短2時間入金 |
個人事業主可否 | ◯ |
審査通過率 | 98% |
ビートレーディングのメリットは以下のとおりです。
- 幅広い利用限度額
- 取り扱い債権の豊富さ
- 98%を誇る審査通過率
これらのメリットから、ビートレーディング以下のような方におすすめです。
- 請求書以外の売掛債権を売却したい方
- 手数料を低く抑えたい方
- 取引先への支払いが翌日に迫っている
ビートレーディングは介護債権、診療報酬債権などの売掛債権にも対応しています。
売掛先にファクタリングの利用を承諾してもらうことで手数料率を抑えることができる三者間ファクタリングも利用できます。
そのため、個人の方や医療債権を売却したい方など幅広い利用者にとって第一選択枝となるでしょう。
【参照】:ビートレーディングの評判口コミ
バイオンはAI審査で最短60分での入金に対応|最低5万から利用できる
バイオンは、個人事業主や設立間もない企業におすすめの請求書買取サービスです。
サービス名 | バイオン |
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運営会社名 | 株式会社バイオン |
利用限度額 | 5万円~上限なし |
二者間ファクタリング可否 | ◯ |
三者間ファクタリング可否 | ☓ |
手数料率 | 10% |
審査・入金スピード | 最短60分 |
個人事業主可否 | ◯ |
審査通過率 | 約90% |
バイオンのメリットは以下の通りです。
- AI審査を導入。申込がすべてオンラインで完結する
- 10秒で簡易査定が完了し、審査通過率がわかる
- 提出書類が少ない
これらのメリットから、バイオンは以下のような方におすすめです。
- 個人や設立したばかりの法人
- 確実に当日中に資金調達したい
バイオンのAIファクタリングはAI審査を活用しており、最短60分で審査が完了し、即日入金に対応してもらえます。
AI審査を導入していながら、90%前後の審査通過率を誇り、手数料も10%と安価に抑えられていることも特徴です。
また、バイオンの利用に際して必要な書類は「昨年度の決算書一式」「(銀行口座の)入出金明細」「売却予定の請求書」の3点。
1期目の確定申告や決算が済んでいない場合は決算書に代えて試算表の提出で受領してもらえるので、設立間もない会社や個人事業でも利用が可能です。
フリーナンスはフリーランス向けの総合金融サービス|請求書買取や保険などを扱っている
フリーナンスは、東証プライム上場企業のGMOグループが運営する請求書買取やフリーランス向けの収納代行、保障などを総合的に扱うサービスです。
サービス名 | フリーナンス |
---|---|
運営会社名 | GMOクリエイターズネットワーク株式会社 |
利用限度額 | 1万円~1,000万円 |
二者間ファクタリング可否 | ◯ |
三者間ファクタリング可否 | ☓ |
手数料率 | 3~10% |
審査・入金スピード | 即日 |
個人事業主可否 | ◯ |
審査通過率 | 非公開 |
フリーナンスのメリットは以下の通りです。
- 請求書買取の利用有無に関わらず保障、決済代行などの付帯サービスがある
- 最低1万円~の請求書を買取ってもらえる
- 利用実績をもとに手数料率が低下する
これらのことから、フリーナンス以下のような方におすすめです。
- フリーランス、個人事業主の方
- 複数回利用する予定がある方
- すぐに利用するかわからないものの、今後利用する可能性がある方
フリーナンスには、他の請求書買取サービスにない特徴として、「フリーナンス口座」の利用で手数料率が下がることが挙げられます。
通常の請求書買取サービスでは、反復利用により手数料率が下がることがありますが、即日払いの利用有無に関わらずフリーナンスの口座で入金を受けることで手数料を下げることができます。
また、フリーナンスに登録しているだけで業務中の事故に対する最大5,000万円の保障が受けられるので、今すぐ利用するかわからない方も無料登録を済ませておくと良いでしょう。
請求書買取サービスの利用の流れ|仕組みを解説!
請求書買取サービス利用の流れは以下の通りです。
- 請求書を取引先に発行する
- 債権売却に関する取引先の同意を得る(3社間ファクタリングの場合のみ)
- 請求書買取サービスに申込
- 請求書買取業者からの入金
- 取引先からの入金確認後に請求書買取業者に送金(2社間ファクタリングのみ)
請求書買取サービスは、取引先に支払ってもらう債権から手数料を引いた額を先払いしてもらうサービスです。
そのため、取引先から入金次第速やかに請求書買取業者に支払う必要があります。
2社間ファクタリングの場合と3社間ファクタリングの場合で若干利用の流れが異なり、3社間ファクタリングの場合は取引先の同意を得るフロー、2社間ファクタリングの場合は請求書買取業者に送金するフローが発生します。
請求書買取サービスと後払いサービスの違い
請求書買取サービスと似たサービスには後払いサービスがあります。
請求書買取サービスは売掛債権を先に現金化するサービスである一方、後払いサービスは取引先への買掛金の支払いを引き伸ばすサービスです。
個人事業主でも利用できる後払いサービスとして著名なものは、invoy後払い、支払い.com、三井住友カード請求書支払い代行サービスなどがあります。
後払いサービスは、本来取引先に請求書で支払う債務をクレジットカードで支払い、クレジットカードの引き落とし日まで先延ばすことで資金繰りを改善します。
請求書買取サービスと後払いサービスの比較表は以下の通りです。
請求書買取サービス | 後払いサービス | |
手数料 | 2~20% | 3~5% |
キャッシュフロー改善期間 | 請求書の支払期日までの残日数(数日〜数ヶ月) | 30~60日前後 |
対象となる取引 | 売上等の売掛債権 | 経費等の支払債権 |
キャッシュフロー改善上限額 | 当日にかかえている売掛債権の額 | 当月支払いの経費の額 |
よくある質問
ここでは、請求書買取に関するよくある質問にお答えします。
本文中に解説しきれなかった内容も記載しているので、ぜひご一読ください。
給与ファクタリングができる請求書買取サービスはありますか?
給料ファクタリングは貸金業に該当するため、給料ファクタリングができる請求書買取サービスはありません。
また、給料ファクタリングを謳っている業者は殆どがヤミ金業者です。
実際に金融庁が以下の通り注意喚起をしているので利用しないようにしましょう。
「給与ファクタリング」を業として行うことは、貸金業に該当します(貸金業を営む者は、財務局長又は都道府県知事の登録を受ける必要があります。登録を受けずに貸金業を営む者はヤミ金融業者です。)
引用:金融庁
請求書買取に法規制はありますか?
請求書買取サービスは売掛債権の買取業務であり、融資ではないため金融関連の法規制を受けることはありません。
実際に、国会でも以下の通り取り上げられたことがあり、一部悪徳業者が個人を食い物にしているケースがあります。
事業者から売掛債権を買い取って現金化する金融サービスとして、ファクタリングがある。ファクタリング業にはいわゆる業法がないため、悪質な業者がファクタリング業を偽装して給与ファクタリングと称したサービスを個人向けに行っている事例が存在
引用:衆議院
そのため、本記事で紹介しているような実績ある事業者を選ぶことがおすすめです。
請求書買取は違法ですか?
請求書買取は違法ではありません。
請求書買取の法的性質は、民法555条にて「売掛債権の売買契約」として認められています。
請求書買取は請求書のみで利用できますか?
基本的に請求書買取は請求のみでは利用できません。
請求書買取を利用するには以下のような書類が必要になります。
- 請求書
- 本人確認書類
- 2ヶ月分の入出金がわかる通帳
- 確定申告書類
まとめ
本記事では、個人やフリーランス、中小企業が利用できる請求書買取サービスについて紹介しました。
請求書買取サービスの利用を検討している方のほとんどは、「短期で請求書を現金化したい」「少しでも手数料を抑え、大きな資金調達をしたい」と考えているのではないでしょうか?
その場合、手数料率1%~9.5%と安価に抑えられており、取引上限額のないビートレーディングを利用すると良いでしょう。
また、資金繰りを調整していてすぐに利用するかわからない方は、無料登録で充実の付帯サービスがあるフリーナンスに登録しておくこともおすすめです。
アクセルファクター評判記事の監修者一覧

デロイトトーマツ、慶應義塾大学法科学院出身。
ACLEAN会計事務所の代表公認会計士・税理士。(公認会計士登録番号:42636、税理士登録番号:149486)再生可能エネルギー電力会社にてCFOも兼任。
最年少の23歳にて会計事務所を開業。デロイト在籍時には官公庁、IT産業、建設業、製造業などの幅広い業態の監査に従事。現在は創業支援に特化した会計事務所として会計・税務や財務コンサルティングをメインに事業を展開。年収チャンネルでも出演履歴あり。

FCマーケティング株式会社代表取締役。
経営者様の資金繰りの課題を解決する相談窓口「ランクファクター」のコンサルタント。
ファクタリングを中心に融資コンサルティング・補助金の申請代行など幅広いソリューションを提供。
サービス運営のミッション:ヤミ金のような悪徳なファクタリング会社による被害を減らすることで業界を健全化し、ファクタリングによる資金調達の認知を広げる。