飛行機の座席指定のメリット・デメリットを４つに分けてご紹介

「飛行機の座席指定はどこにすれば良いかな？」

あなたは今、このようにお考えではありませんか？

いざ座席指定して座ってみたら、予想外のストレスを感じてせっかくのフライトがストレスな時間になったらイヤ。せっかくのフライトを快適な時間にしたいですよね。

そこで、飛行機の座席指定はどこがおすすめかメリット・デメリットをまとめました。

飛行機の座席指定で優先させたいこと、これくらいなら我慢できることを考えながらあなたにとってのベストな座席を選ぶ参考にして下さいね。

景色を楽しみたいなら窓際

飛行機の座席指定をするのには以下の3つのメリット・デメリットがあります。

窓側３つのメリット

飛行機の窓側を座席指定する３つのメリットをご紹介します。

景色を楽しむことができる

窓側は景色を楽しむことができます。飛行機の中は狭いですが、外の景色を見晴らしの良い上空から眺めることができるのは解放感があり心地よいです。

朝焼けや夕焼け、昼間の街の見晴らし、夜の飛行場近くのイルミネーションも見ることができます。

窓によりかかることができる

窓側であれば椅子の背もたれ以外のも窓側の壁や窓に寄りかかることができます。

飛行機の中では椅子の背もたれしか寄りかかるところがありません。しかし長い時間同じ方向にしか体重を掛けられないのは不便で身体が凝ってくることもあります。

窓側の席に座れば、同じ姿勢を取ることから解放されることができます。

隣の人が立つとき席を立つ必要が無い

窓側の席に座れば隣の人が立つときに席を立つ必要がありません。

通路側に座ると、窓側に座っている人がトイレに行きたい場合、どうしても脚をよけるなどの動作が必要になります。

隣の人がトイレに行くときに避ける必要が無い、戻ってくるまで待つ必要が無いのでストレスが減ります。

窓側３つのデメリット

飛行機の窓側を座席指定する3つのデメリットをご紹介します。

トイレに行くとき隣の人に声をかける必要がある

窓側に座ると、トイレに行くとき通路側の人に少し脚をよけてもらう必要があります。通路側が家族や友人であれば遠慮は要らないのですが、他人によけてもらうのは気兼ねしてしまいます。

国内の短時間フライトであれば、フライト中はトイレに行かなくて済むように、飛行機に乗る前から水分を控え、座席に座る前にトイレに行くという選択もできます。

しかし海外などに行く長時間のフライトの場合は、機内食や合間の飲食で何度かトイレに行く必要がでてきます。トイレに行くと通路側の人に迷惑を掛けるので水分を控えないといけないなど遠慮してしまうことになります。

収納の中のものを取りにくい

窓側は飛行中、収納の中に入れたものを取り出したくなった時、通路側の人に立ってもらう必要があります。

飛行機の座席に座る前に収納から再度荷物を取る必要が無いようにチェックするのですが、忘れてしまうこともあります。その場合通路側の人に申し訳なく思うことになります。

狭くて見動きがとれない

窓側は片方が窓と壁、もう片方は隣の席の人とに挟まれています。そのため身体や足元の可動域が狭くなります。大柄な人や足が長い人は狭く窮屈に感じるでしょう。

またフライト中に座席で必要な荷物を前方の座席の下に置いておきたいのですが、狭いため最小限の荷物しか置けません。

トイレに行きやすいのは通路側

飛行機で通路側を座席指定するには以下の3つのメリット・デメリットがあります。

通路側3つのメリット

飛行機の通路側を座席指定する3つのメリットをご紹介します。

トイレに行くとき隣の人に声をかける必要が無い

通路側はトイレに行くとき隣の人に声を掛けて脚をよけてもらう必要が無いため、遠慮せずにトイレに行くことができます。そのため、海外などへの長期フライトのさい、トイレの回数を気にせず飲食を楽しむことができます。

収納の中のものが取りやすい

通路側は収納に入れたものが取りやすいです。フライトの途中収納に収めた荷物の出し入れを周囲に遠慮でず何度でも可能です。窓側だと、通路側の人に遠慮して自由に荷物の出し入れができません。

広く使うことができる

通路側は通路に対してゆとりがあります。そのため大柄な人や足が長い人は通路側の方が広く使えて身体の伸縮もしやすいです。また足元が広いので手元に置いておきたい荷物を足元に置くスペースがあります。

通路側3つのデメリット

飛行機の通路側を座席指定する3つのデメリットをご紹介します。

景色を見ることができない

通路側は景色を見ることができません。朝焼け夕焼け、夜の飛行場のイルミネーションが見たい場合に窓越しに見ることはできません。

背もたれにしか寄りかかることができない

通路側は背もたれにしか寄りかかることができません。窓側のように窓や壁に身体を預けることはできないので、同じ姿勢を取り続けるのでしんどく感じることがあるかもしれません。

隣の人がトイレに行くとき動く必要がある

通路側は窓側の人がトイレに行くたびに脚をよけ、トイレから帰ってくるときにまた脚をよける必要があります。窓側の人もトイレの回数を減らすなどの遠慮はしてくれるでしょうが、他人の行動に邪魔されるというストレスがあります。

出入口から近いのは前方

飛行機で前方を座席指定するには以下のメリット・デメリットがあります。

前方の2つのメリット

飛行の前方を座席指定する2つのメリットをご紹介します。

出入口が近く乗り降りが早くできる

飛行機の出入口は前方にあるため、出入り口近くに座ると乗り降りを時短できます。飛行機が到着したら誰もが早く飛行機から降りたいと思っています。そのため飛行機から降りるのは出入り口に近い人からになります。後方に座れば座るほど降りる順番が遅くなります。

静かで揺れが少ない

飛行機の前方は静かで揺れが少ないです。なぜなら飛行機のエンジンは後方にあるからです。エンジンの揺れが無い静かな飛行を楽しみたい方は前方がおすすめです。

前方のデメリット

飛行の前方を座席指定するデメリットをご紹介します。

座席クラスが異なり料金が高くなる

飛行機の前方は、出入口が近いため出入りがスムーズに行えることと、揺れが少ないことから、座席クラスが異なり料金が高くなります。

飛行機の前方は、ビジネスクラスやファーストクラスの席になります。もちろんエコノミーの中で前方の席を選べば、より出入口に近い乗り降りが可能で、静かな安定した飛行時間を過ごすことが可能です。

景色を楽しみたいなら後方

飛行機で後方を座席指定するのには以下のメリット・デメリットがあります。

後方の2つのメリット

飛行機の後方を座席指定する2つのメリットをご紹介します。

翼の後ろは景色を楽しめる

飛行機中央は左右の翼の上に位置しています。そのため窓から外を眺める場合、大きな翼が邪魔をして外を障害なく見ることができません。

しかし飛行機の後方、翼より後方の座席であれば、翼が視界には入るものの視界を遮るほどではなく、空からの絶景を楽しむことができます。

席の指定がしやすい

後方は、飛行機の乗り降りに時間が掛かかるため、国内や海外で仕事に行くビジネスマンにはあまり好まれません。

また、後方はエンジンで揺れが大きい傾向にあるので座席指定する人は比較的少なく、席の指定がしやすいです。

後方の2つのデメリット

飛行機の後方を座席指定する2つのデメリットをご紹介します。

エンジン音がうるさい

飛行機の後方は飛行機のエンジンがあるためエンジン音がうるさく静かではありません。またエンジンの揺れもあります。

乗り降りに時間が掛かる

後方は乗り降りに時間が掛かります。特に国内や海外にビジネスで何度も移動するビジネスマンにとっては、後方は乗り降りに不便で好まれません。

その他座席おすすめ

トイレに頻繁に行きたい方、子連れの方のおすすめの座席や、非常口前の席についてご紹介します。

頻繁に飲みトイレに行く場合はトイレ＆ギャレーの近く

頻尿でトイレの回数が多い方、又多くの飲食をして頻繁にトイレに行く人は、トイレ＆ギャレー（食事や飲食サービスを行う装置のこと）の近くに座るのがおすすめです。

トイレの近くに座っていれば、トイレに現在何人並んでいるのか一目瞭然に分かりますのでトイレが誰もいないときにすぐにトイレに入ることも可能です。

トイレに行きたいんだけど並んでいて我慢しなくてはいけないという悩みもありません。

子連れは最前列

子連れの場合は、3歳未満は窓側、3歳以上は最前列がおすすめです。

3歳未満は窓側

3歳未満の子連れは窓側がおすすめです。子供は窓側で外を眺めて楽しむことができます。子供が動いても他人にぶつかることがないので安心です。

また窓側であれば母親の子供への授乳も、死角になり人目を避けて行うことができます。

3歳以上は最前列

3歳以上の子供がいる場合は最前列がおすすめです。最前列足元のスペースが広く、前の席が無いため子供が脚をバンバンさせても前の座席にぶつかる心配が無いからです。

CAもよく通るため何かあったときに声をかけやすいです。

足元の空間が広いのは非常口前

非常口前は足元が広いのでおすすめです。

メリット

非常口前は非常時用の装備があるため、広い空間になります。前が壁で前方に座席が無いため、座席をリクライニングさせてきて圧迫感を感じることがありません。

また足元が広いため、窓側の人もトイレに行くときに通路側の人に遠慮をする必要がありません。通路側の人も等側の人がトイレに行くたびに脚を寄せるなどしなくて済むというストレスがありません。

CAが近くにいるので、飲食のサービスをスムーズに受けることができます。

デメリット

一般の座席では前の座席の下に荷物を入れておくことができるのですが、非常口座席は座席の下に荷物を置くスペースがありません。

ただ足元が広いので窓側の人も収納からの出し入れがスムーズにできます。

また非常口近くにはトイレがあるので、トイレに出入りする人が横を頻繁に通ることになります。そのためトイレに行く人の目にも付きやすくなります。

ビジネスクラスは快適シート＆充分足が延ばせる＆全席通路側

ビジネスクラスは、景色、通路が広いためのトイレへの行きやすさ、リクライニング、食事、全ての面でベストパフォーマンスです。

極上シートで快適

ビジネスクラスの座席は、快適なリクライニング角度、ゆったりとしたシート幅、ゆったりとした座席間隔、マッサージ機能、座席を深くリクライニングさせればベッドにもなります。座席は各航空会社ごとに最高のサービスを実現しています。

充分足が延ばせる

ビジネスクラスの座席は、前方との座席との感覚もゆったりとした座席間隔。そのため充分に足が延ばせます。リクライニングさせてベッドにもできるので脚が疲れたということもありません。

全席通路側

当然全席通路側。座席ごとに独立していることが多いので、全ての席が通路側になります。隣に他人が座っているということがないので快適です。

美味しい機内食

ビジネスクラスでは、本格的なフルコースを頂くことができます。またワインや日本酒なども高級なお酒が揃っています。

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まとめ

飛行機の座席指定のおすすめについてご紹介してきました。それぞれの座席でメリットデメリットがありますので是非皆さんの条件にあった座席を選ぶ際の参考にして下さいね。