日々の業務を行う上で、経費削減をテーマにしたミッションを受けることがあります。
その他にも、現在行っている経費削減以外の方法を模索する場合があります。
こうした場合に対応するために今回は、経費削減のアイデアについて解説していきます。
本記事を参考に、上司に催促される前に新しいアイデアを見つけて頂き提案をしていきませんか。
✓この記事がオススメな人
- 上司から経費削減のミッションを受けている人
- 継続して経費削減の活動を行っている人
- 経費削減のアイデアを探している人
経費削減・コストダウンをするための考え方・ポイント
経費削減やコストダウンをすることは、企業経営においても継続した課題やテーマになります。
経費削減については、大きな効果から継続的に行う小さな活動まで幅広くあります。
では、実際にどのような考え方で実施したらいいのかを整理していきます。
経費削減は、一過性で効果を発揮するもの、継続的に効果を発揮するものに分かれます。
取引先の変更などにより、一度に大きな効果を発揮する方法では実施後の継続性が発揮されない場合があります。
継続的な効果を発揮する場合には、一度に発生する削減額が少ない場合もあり中長期的な継続が条件となる場合があります。
どちらの場合においても、計画的な実施が必要な点は変わりません。
また、方法に固執してしまうことを避け複数の手法や可能性を検討して実施をする必要があります。
このように経費削減を行う上では、目的や手法と実施期間などを明確に定めた計画を立案することが大事です。
手間を省いてしまうと結果的に運用できなくなる可能性もあり期待効果を発揮できずに終わってしまう可能性がある点を注意しておきます。
【中小企業でもできる】経費削減のアイデア
次に実際に経費削減に有効なアイデアをご紹介します。
経費削減は大手企業でなくても効果を発揮することができます。
今回ご紹介するアイデアは中小企業でも効果を発揮する方法です。
参考にして頂き、これからの経費削減活動の1つとして取り入れてください。
出張移動には格安チケットを使う
大手や中小などの企業規模に関わらず出張が発生する場合があります。
業種やサービス内容、顧客の所在地によっては出張の頻度が頻繁に発生する場合もあり移動費の削減による効果に期待が持てます。
新幹線チケットについては、回数券の利用をしていた企業も多くありましたが回数券販売に廃止により今後の費用増を懸念する声があります。
ネットでの早期割引サービスを活用すると安価に購入できますが、対象となる期間に出張が決まる場合ばかりではありません。
そこで活用したいのが、金券ショップの利用です。
金券ショップでは現在でも回数券の販売を行っていたり、JRの各運営会社が発行している株主優待券の販売も実施しています。
金券ショップを利用することで、駅の窓口で定価で購入するよりも安くチケットを購入することでの経費削減が可能です。
しかし、金券ショップも数多くありどこのショップを利用したらいいか悩んでしまうことがあります。
アクセスチケットでは、各エリアの回数券などを幅広く取り扱っているだけではなく1枚からまとまった枚数の購入も可能です。
また、購入してから手元に届くまでの時間も比較的短いため急な出張の際にも利用することができます。
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消耗品を低価格のものに切り替える
一度に大きな効果ではなく継続することで、効果を発揮する方法が消耗品の購入見直しです。
消耗品を低価格のものに切り替える場合には注意が必要です。
金額にこだわり過ぎると、今までと同じ使い方ができなかったり機能や性能が不十分になる可能性があります。
現在では、オフィスサプライを販売しているサイトも多くありオリジナルの商品を販売しています。
従来と同じ性能で低価格のものを採用するなど購入対象を決める場合には、注意が必要です。
また、社内においても購入する商品を統一し低価格の物を推奨するなどの取り決めも必要です。
購入商品が定着するまでは、時間や声掛けなどの手間を必要としますが継続的に低価格商品を購入する流れができるまで根気よく実施していくことを意識が大切です。
消耗品の切替りの効果は、年単位などで評価する必要があり数か月で大きな効果が期待できるわけではない点も推進する上での注意点いなります。
印刷を白黒にする
継続して活動する経費削減活動に印刷の白黒印刷の推奨があります。
印刷費用は白黒とカラーでは、その単価に数倍の差があり全社で取り組めば年間での差は大きな価格になります。
各人が印刷の都度、意識的に切替えをすることは難しいため各パソコンの設定を変更することで負担を減らして活動するなどの工夫が必要です。
各パソコンのプリンタ設定の変更は、手間ですがあくまで一過性になります。
都度、意識してもらうことを浸透させるよりも工数が少なく対応できるため是非全社での取り組みを推進してください。
また、同時に印刷を片面ではなく両面印刷にする設定もデフォルトで行うことや裏紙の利用など紙の節約も推進するとより効果的です。
1つ1つの効果は、大きくありませんが総合的な推進により年間ではまとまった効果につながる点を理解し検討を進めてください。
郵送封筒は金券ショップで大量購入する
金券ショップの利用は移動費(新幹線チケット)だけではありません。
日常で行うDMの発送に必要な資材の調達についても、金券ショップの利用を促進すると効果的です。
具体的には、切手やレターパックの購入などが該当します。
年間の利用量の基準(目安)を算出し、まとめて購入することができればその効果も高くなります。
金券ショップでは、郵便局などで切手を買うよりも1~2割程度安くなるため年間を通じての通信料を削減するのは効果的です。
こうした資材を購入する際にも、アクセスチケット(https://www.access-ticket.com/)の利用をオススメします。
アクセスチケットでは、切手やレターパックなどの取り扱い資材も豊富で1枚からの購入も可能です。
まとまって購入したい場合にも相談が可能なので、購入を検討する前には是非確認してください。
なるべくWeb会議を使用する
会議の移動時間や交通費を削減することも効果的な活動です。
現在では、多くに企業でWeb会議を採用しています。
しかし、完全に移行できている訳ではありません。
会議の内容によっては、対面で行う必要がありますがWeb会議の利用促進を行いできるだけ効果的な会議の運営を行うことで経費削減につなげていきます。
移動が減ることは、交通費を削減するだけではなく移動にかかっていた時間を削減することにもつながり業務自体の効率化にも期待が持てます。
やってはいけない経費削減
経費削減の計画を立案し実施していく上で、やってはいけない経費削減の手法もあります。
次に、経費削減の計画を立案する際にやりがちではあるが避けておきた手法についてご紹介します。
PCなどのスペックを下げること
日常の業務で欠かせない資材としてPCなどの電子機器があります。
この電子機器のスペックを下げることで、購入費用を下げることは可能です。
ただし、価格に注目しすぎてスペックを下げることは業務の効率化を低下させる可能性があります。
業務低下につながる場合には、処理工数が今まで以上にかかり結果的に労務費がかさむ場合もありますので注意が必要です。
安易にスペックを下げることではなく、処理の効率化などのバランスを意識して対象機種を選んでいく必要があると考えておきます。
ただし、まとまった台数を購入する場合には大きな値引きをしてもらえる可能性もあるため購入には計画を立てて実施していきます。
電気を暗くすること
光熱費を下げるために電気を暗くすることを考えるケースがあります。
しかし、電気を安易に暗くすると心身の負荷が増し疲れやすくなる可能性を生みます。
経費削減を行うために、従業員の心身に影響を与えることは意味がありません。
電気を消すなどは、業務時間以外(昼休み)などに実施するなどの配慮も必要です。
経費削減のアイデア まとめ
今回は、経費削減のアイデアについて解説しています。
経費削減は計画的に実施していくことが必要です。
無理をすることではなく、あくまで日々の業務に負荷なく継続していくことが必要であることを念頭に実施をしていきましょう。