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寛永通宝は種類によって価値が全然違う!見分け方や価格を画像付きで解説!

「寛永通宝の価値はどのくらい?」「寛永通宝を正しい価値で買取してもらえるのはどこ?」とお悩みではないでしょうか。

寛永通宝は、種類により数10円~300,000円程度の範囲で買取されています。

ただしこの種類はわずかなデザインの違いにより区別されるなど、素人目で正確に判別するのは困難です。

そのため正確な価値を知りたいなら、専門の知識を持った人に査定してもらう必要があります。

買取を希望する場合は、寛永通宝をはじめとした古銭の専門知識がある査定士がいる、専門業者がおすすめです。

今回は古銭の価値や買取に関する記事を多数執筆している筆者が、寛永通宝の価値・見分け方や、買取におすすめな専門業者を解説します。

この記事を読めば、寛永通宝の基本的な見分け方や、どこなら正しい価値で買取してもらえるかが分かるでしょう。

  1. 寛永通宝には非常に多くの種類があり、種類により数10円~300,000円の範囲で買取されている
  2. 細かなデザインの違いなど判別が難しいので、専門の買取業者に査定・買取してもらうのが良い!専門店なら無料査定を受けられる

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また寛永通宝以外の古銭をお持ちの人は、以下の記事を参考にして買取相場を確認されてみてください。

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寛永通宝の概要

寛永通宝

まずは寛永通宝の基本的な特徴や、古銭としての分類について見ていきましょう。

寛永通宝とは

寛永通宝とは1626年に製造がスタートした、江戸時代に最も流通していた銭貨です。「寛永銭」と呼ばれることもあります。

表側に「寛永通宝」という4文字が記載されているのが特徴です。

1626年から1953年まで300年を超える長い期間流通していたことから、日本の古銭の中でもメジャーで知名度が高くなっています。

「一文銭」と「四文銭」があり、それぞれ当時の価値は37.5円、150円ほどでした。

現在ではそれ以上の価値がつけられることが多く、中にはプレミア価値がついており数10万円にものぼる金額で取引されるものもあります。

寛永通宝の分類

寛永通宝はいずれも「穴銭」に分類されます。

穴銭とは真ん中に穴が開いている銭貨のことを指しますが、寛永通宝はこの穴が四角いのが特徴です。

流通した当時の江戸時代の技術では、四角い穴の銭貨の方が量産に向いていたという背景があります。

ひとくちに言っても、発行時期やデザインのわずかな違いで非常に多くの種類がある点も特徴のひとつです。

また発行時期により、以下のように大別されます。

発行時期 分類
1668年までに発行 古寛永
1669年以降に発行 新寛永

素人目では判別が難しいですが、古寛永と新寛永では表面の波形にわずかな違いがあるとされています。

より詳しい種類別の価値や、見分け方について見ていきましょう。

寛永通宝の種類別の価値一覧・見分け方

種類別に、価値や見分け方を解説します。

種類 買取価格の目安
二水永 1,000円~50,000円
芝銭 数10円~500円
浅草銭 500円~1,000円
水戸銭 100円~500円
松本銭 5,000円~10,000円
島屋文 100,000円~300,000円
正字背文 数10円~500円
文銭 500円~1,000円
石ノ巻銭 1,000円~10,000円
小梅銭 500円~1,000円
下野国足尾銭 100円~500円

有名な種類をピックアップしているので、実際にははるかに多くの種類があります。

なお買取価格の目安は2023年1月現在のもので、買取時点では価値の大きな変動が発生している可能性があります。

そのためあくまで目安としてご確認ください。それぞれの種類ごとに見分け方などを詳しく見ていきましょう。

二水永

二水永

※引用:wikipedia

二水永の買取価格は、状態により1,000円~50,000円程度です。

1626年に発行された古寛永の中でも初期のもので、歴史的価値が高く比較的高い相場で取引されています。

「永」の字が、「二」と「水」がくっついたような見た目になっているのが二水永の特徴です。

状態による価格幅が大きいので、一度査定してもらいましょう。

芝銭

芝銭

※引用:wikipedia

 

芝銭の買取価格は、状態により数10円~500円程度となります。

表面には「寛永通宝」と書いてありますが、裏面にはなにも記載されていないのが特徴です。

1936年に発行され、発行数が非常に多いためそこまで高い価値がつきません。

ただし15,000円前後で取引される「母銭」の数もそこそこ多いので、見分けがつかなければ一度査定してもらうのが良いでしょう。

母銭:製造時の「型」として使われた貨幣。一般的に流通するものよりも少しだけ文字や模様がくっきりしている

浅草銭

浅草銭

※引用:wikipedia

浅草銭の買取価格は、状態により500円~1,000円程度です。

1636年に発行され、「御蔵銭」「志津磨百手」と呼ばれることもあります。

呼び名が分かれているのは一概に浅草銭と言っても、書かれている文字の書体がそれぞれ異なることがゆえんとされています。

そのため浅草銭の詳細な種類を見分けるのは、素人には非常に困難です。

一度専門の知識がある専門業者に査定してもらいましょう。

水戸銭

水戸銭

※引用:wikipedia

水戸銭の買取価格は、状態により100円~500円程度です。

1637年に製造され、芝銭ほどではありませんが発行枚数が多いために買取価格は安めの傾向があります。

水戸銭にははっきりとわかる特徴がなく、さらに非常に多くの種類に分かれているのでしっかりと査定してもらうのがおすすめです。

松本銭

松本銭

※引用:wikipedia

松本銭の買取価格は、状態により5,000円~10,000円程度です。

1637年に発行され、非常に発行枚数が少ないので買取価格もかなり高い傾向があります。

ただし価値のない偽物も広く流通しており、本物かどうかを正しく見分けるには熟練した知識が必要です。

そのため専門の査定士がいる専門業者に査定してもらいましょう。

島屋文

島屋文

※引用:買取専門店セキグチ

島屋文の買取価格は、状態により100,000円~300,000円程度です。

1668年に発行された「古寛永」の中でも最初期のもので、発行数が非常に少ないためにプレミア価値がついています。

表面の右側にある「通」の字の右上部分が、カタカナの「マ」より「ユ」に使い形になっているのが島屋文の特徴です。

また裏面には「文」という字が記載されています。

後述する文銭や正字背文とほとんど見た目が同じですが、表面の「通」の字で見分けましょう。

正字背文

正字背文

引用:ヤフオク

正字背文の買取価格は、状態により数10円~500円程度です。

1668年に発行され、発行枚数が多いためその価値は低めとなっています。

島屋文や文銭と同様、裏面に「文」の字が入っていますが、「永」の字の2画目の曲がり角がかすかに飛び出ているのが特徴です。

稀に文字の書体が異なるものがあり、プレミア価値がつくものもあるので確認してみましょう。

文銭

文銭

※引用:wikipedia

文銭の買取価格は、状態により500円~1,000円程度です。

1688年に発行され流通数が少なめであるため、若干高い価値がつく傾向があります。

文銭には裏面に「文」の字が入っていますが、それ以外には特に目立った特徴がありません。

同様に裏面に「文」の字がある島屋文や正字背文とは、「通」「永」の字のわずかな違いで見分けましょう。

石ノ巻銭

石ノ巻銭

※引用:wikipedia

石ノ巻銭の買取価格は、状態により1,000円~10,000円程度です。

1728年に宮城県石巻市で発行されたことからこの名がつけられ、発行数が少ないため比較的高めの価値となっています。

裏面に「仙」という字が入っているのですぐに見分けがつきますが、書かれている文字の書体が異なるものが複数流通しており、書体により価値が大きく変わるのが特徴です。

書体の種類はかなり多岐にわたるので素人目での判断は難しく、専門業者での査定をおすすめします。

小梅銭

小梅銭

※引用:wikipedia

小梅銭の買取価格は、状態により500円~1,000円程度です。

1737年に江戸の「小梅村」という村で発行され、村名にちなんで裏面に「小」の字が入っています。

裏面を見れば小梅銭であるという判別は簡単につけられますが、文字の書体が複数あり、書体により価値が変動します。

正確に価値を判別するためには、専門業者での査定が必要でしょう。

下野国足尾銭

下野国足尾銭

※引用:wikipedia

下野国足尾銭の買取価格は、状態により100円~500円程度です。

1741年に発行され、大きさが統一されていないという一風変わった特徴があります。

大きいものほど価値が高めですが、それでも最大500円ほどの買取価格と全体的に価値は低めです。

栃木県にあった「足尾銅山」との関連性があるとされており、裏面には「足」の字が記載されているためすぐに見分けがつきます。

寛永通宝の買取におすすめな業者3選

全国どこでも「宅配買取」や「出張買取」で対応でき、寛永通宝の高価買取が期待できるおすすめの業者を3社紹介します。

価値を正確に判別するには、古銭に精通している知識の豊富な査定士に査定してもらう必要があります。

ぜひ古銭を専門的に取り扱い、専門の査定士がいる3社から、自分に合った業者を見つけて査定してもらってください。

福ちゃん

福ちゃん 寛永通宝

対応可能地域 全国
買取方法 宅配買取・出張買取・店頭買取
事前査定の方法 WEB、メール
申込方法 WEB、メール、電話
営業時間・休日 9:00~20:00 WEB受付は24時間・365日
電話番号 0120-947-295
手数料 無料(宅配買取のキャンセル送料のみ有料)
ホームページ 公式サイト

福ちゃんは手数料無料で、全国どこでも出張買取・宅配買取で対応できる買取業者です。

古銭の知識と査定経験が豊富な査定士が多数在籍しており、寛永通宝の正しい価値を判別できます。

福ちゃん査定士

※引用:福ちゃん

また福ちゃんでは国内外に広い販売ルートをもっているため、高価買取が期待できます。

販売ルートが広いことで、「高く買い取ったが売れ残ってしまった」というリスクなく買取ができるのです。

福ちゃん販路

※引用:福ちゃん

汚れやサビがひどいようなものでも、販売ルートが広いことで高価買取される可能性があるでしょう。

万が一買取金額に納得がいかなかった場合には、キャンセルしても問題ありません。

福ちゃんキャンセル

※引用:福ちゃん

また出張買取の場合は買取から8日間、クーリングオフ制度が利用できるためさらに安心です。

キャンセルしても査定料やキャンセル料はすべて無料なので、安心して申し込んでみてください。

\手数料無料!豊富な販売ルートで高価買取!/

福ちゃんの詳細はこちら

バイセル

バイセル_古銭買取

対応可能地域 全国
買取方法 宅配買取・出張買取・店頭買取
事前査定の方法 電話、メール
申込方法 電話、メール
営業時間・休日 24時間・365日
電話番号 0120-612-773
手数料 無料(宅配買取のキャンセル送料のみ有料)
ホームページ 公式サイト

バイセルは手数料無料、24時間・365日申し込みができる上場企業運営の買取サービスです。

古銭を含む1,400万点もの買取実績があり、多くの利用者にリピートされていることがうかがえます。

バイセル 買取実績

※引用:バイセル

削れ・汚れがあったり、表面がくすんでしまった寛永通宝でも大丈夫です。

経験豊富な査定士が、状態が悪くてもしっかりと適正な価値をつけてくれます。

バイセル古銭の状態

※引用:バイセル

「かなり汚れているし、こんなの買い取ってもらえないだろう…」と思わずに、一度バイセルに査定してもらうのがおすすめです。

査定してもらってから「やっぱり買取してほしくない」と思ってキャンセルを希望する場合も、手数料はかかりません。

バイセル 買取

※引用:バイセル

買取が成立するまでは査定に出した寛永通宝を持っていかれることもないので、安心して申し込んでみてください。

\手数料無料!状態が悪くても買取OK!/

バイセルの詳細はこちら

高く売れるドットコム

高く売れるドットコム

対応可能地域 全国
買取方法 宅配買取・出張買取・店頭買取
事前査定の方法 WEB、電話
申込方法 WEB、電話
営業時間・休日 9:15~21:00 WEB受付は24時間・365日
電話番号 0120-503-864
手数料 すべて無料
ホームページ 公式サイト

高く売れるドットコムは月間30,000件、累計1,000,000人に利用されている、上場企業運営の大手買取業者です。

自社リユースセンターやネットオークションなど多岐にわたる販売ルートを持っており、在庫を抱え続けるリスクが低いため高価買取を実現しています。

高く売れるドットコム 販売ルート

※引用:高く売れるドットコム

「寛永通宝を含む大量の古銭を見つけた」といった場合にも、大量すぎるからと減額されることなくしっかり買取してくれます。

「バイセル」「福ちゃん」と大きく異なるのは、宅配買取をキャンセルした際の手数料も一切かからない点です。

高く売れるドットコム キャンセル料

※引用:高く売れるドットコム

WEBによる事前の査定もできますが、最初から商品を送って正確な査定をしてもらうこともできます。

手数料が一切かからないことにより気軽な利用ができるのは、高く売れるドットコムの非常に大きいメリットです。

ぜひ手数料がかかる心配のない、高く売れるドットコムに査定してもらいましょう。

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よくある質問

寛永通宝に関するよくある質問と、その回答をまとめました。

  1. 寛永通宝はいくらで売れる?
  2. 寛永通宝の当時の価値はどれくらい?

寛永通宝を買取してもらう際の参考にしてください。

寛永通宝はいくらで売れる?

寛永通宝は種類や状態により、数10円~300,000円程度で売れます。

非常に種類が豊富で、最大で500円ほどにしかならないものや、状態が多少悪くても100,000円を超えるものまでさまざまです。

詳しい種類ごとの価値は記事内で解説しているので、参考にしてください。

寛永通宝の当時の価値はどれくらい?

寛永通宝は一文、または四文の銭貨です。

当時の価値で言うと一文あたり37.5円と言われているので、一文銭は37.5円、四文銭は150円ほどとなっています。

まとめ

寛永通宝は種類や状態により数10円~300,000円程度で買取されます。

非常に種類が豊富で、素人目での判別は非常に難しいので専門業者で査定してもらうのが良いでしょう。

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