使わない切手を貯めこんでしまうケースは、意外と少なくないと思います。
最近では、メールやLINEなどの連絡手段の発達や、郵便システムの進化により、切手を貼った郵便をする必要性が下がってきました。
そんな使い道のない切手も、当時はお金をかけて買ったものですから、できれば現金化してもらいたいですよね。
そこで今回は、切手の買取方法の比較や、切手を高く買い取ってもらうポイント、切手の買取におすすめの買取業者をまとめました。
ぜひこの記事を読んで、不要な切手を高く買い取ってもらいましょう！
- 郵便局での切手の交換には手数料がかかる
- 切手の買取は、換金率が高く、手数料も手間もかからない切手買取専門業者がおすすめ
- 普通切手の換金率はシートなら80～90％、バラなら60～70％。プレミア切手は高く売れる
- 切手を高く現金化できる最もおすすめの切手買取専門業者は、手数料完全無料の「福ちゃん」
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切手の換金・現金化はできる？換金方法4選
切手の主な換金・現金化の方法は以下の4つです。
- 郵便局｜手数料がかかる
- ヤフオク・フリマアプリ
- 金券ショップ
- 切手買取専門業者
それぞれの換金方法について、順に解説していきます。
郵便局｜手数料がかかる
郵便局では、切手を額面金額に応じてはがきや封筒に交換できます。
現金化をすることはできないので現金にしたい場合は他の方法を使う必要があります。
Q.いらなくなった切手やはがきは返金してもらえますか？
A.現金での返金は行っておりません。ただし、料額印面(はがきの料金を表す部分)が汚れたり、破れたりしていないものであれば所定の手数料にて交換させていただきます。
また、端数分のおつりは返ってこない点にも注意が必要です。
切手をはがき、封筒に交換する際には以下の手数料がかかります。
| 交換するはがき・封筒の種類 | 交換手数料 |
|---|---|
| 往復はがき・簡易書簡 | 10円／枚 |
| レターパックなどの封筒 | 42円／枚 |
はがき・封筒の使用予定があるなら、他の換金方法より実質的な換金額は高くなるでしょう。
また、切手を郵便局で受け取る着払い荷物の支払いなど、郵便窓口でのサービスに使うこともできます。
この場合は切手を額面通りの金額としてそのまま使えるので、使用予定がある方はこちらの方法がベストです。
ヤフオク・フリマアプリ
ヤフオクやフリマアプリでは未使用切手の販売は禁止されています。
例えばメルカリでは以下の切手出品に関してのルールがあります。
2.切手は出品可能ですか？
A.出品できますが、場合によっては出品できないものがございます。下記の切手については出品可能です。
単位が銭/圓の切手
外国切手
使用済みの切手注意点としては、単位が「円」の切手は出品できません。すでに切手が貼ってある切手帳やキャラクター切手に関しても出品は禁止しております。
ガイドラインを守らず販売を行うと、アカウントが停止されるなどの処罰対象となるため行わないようにしましょう。
使用済みの切手であれば売買することが可能ですが、一部のプレミア切手以外は価値がつかないでしょう。
また、フリマアプリに、切手の価値がわからずに出品すると買い叩かれてしまう危険性があります。
フリマアプリなどを使う場合は、自分でもある程度プレミア切手の相場を理解したうえで出品しましょう。
金券ショップ
よくある金券ショップで切手の現金化が可能です。
金券ショップの多くは、切手の額面金額に固定の倍率をかけたあと、状態によって査定額を減らすスタイルをとっています。
あくまで額面金額を基準とするので、古い切手・プレミア切手などは、金券ショップに出すことはおすすめしません。
金券ショップに依頼する場合は、普通切手の買取にとどめておきましょう。
切手買取専門業者
切手の換金・現金化では、切手買取の専門業者を利用するのが最もおすすめです。
普通切手の換金率が高いのはもちろん、通常より価値が高い切手や、プレミア切手なども正確に査定してくれます。
買取の手続きも、自宅から出ずに手数料無料で完結させることができ非常に便利です。
そのため特別な理由がなければ、切手の現金化は切手買取専門業者にお願いするのがベストといえるでしょう。
切手の換金率相場・買取価格
以下の切手の換金率の相場や買取価格についてまとめました。
- 普通切手
- 普通切手：82円切手
- 普通切手：84円切手
- プレミア切手
切手を買い取ってもらう際の参考にしてください。
普通切手の換金率・買取価格まとめ
普通切手の換金率は、シートの場合は80～90％、バラの場合は60～70％ほどです。
ここでいう普通切手とは、現在郵便局やコンビニで売っているごく普通の切手のことを指します。
額面が50円以下の物は、この相場よりも10～30％ほど換金価格が下がるので注意が必要です。
シートのままの方がかなり高く売れるので、わざわざバラに分けないようにしましょう。
82円切手の買取価格
82円切手の買い取り価格は以下の通りです。
| 切手の枚数 | 平均換金価格 |
|---|---|
| 100枚つづりのシート | 6,900円 |
| 10枚つづりのシート | 690円 |
| バラ1枚 | 55円 |
状態や種類によって若干変動することはありますが、以上の買取価格が目安となるでしょう。
84円切手の買取価格
84円切手の平均換金価格は以下の通りです。
| 切手の枚数 | 平均換金価格 |
|---|---|
| 100枚つづりのシート | 7,100円 |
| 10枚つづりのシート | 710円 |
| バラ1枚 | 57円 |
特に換金率に大きな変動はないので、82円切手より若干買取価格が上がる程度ですね。
プレミア切手の換金率・買取価格まとめ
プレミア切手はものによって数千円～数十万円という非常に高い価値があります。
プレミア切手の多くは、歴史的な価値のあるものや、発行枚数が極端に少ない切手です。
主な日本国内のプレミア切手をまとめたので、参考にしてみてください。
| 切手の種類 | 画像 | 買取相場 | 詳細 |
|---|---|---|---|
| 竜門切手 |  画像：Wikipediaより引用 |
1万円～50万円 | 国内初の切手 48文・100文・200文・500文の4種類 200文が一番高い（使用済みでも数十万円） |
| 桜切手 |  画像：ウリドキより引用 |
1,000円～100万円 | 1872年～1873年にのみ発行された切手 額面金額・用紙により40種類ほどある 和紙・2銭・黄色の物は100万円前後と高価 |
| 烏切手 |  画像：ウリドキより引用 |
1万円～30万円 | 1875年にのみ発行されたプレミア切手 12銭・15銭・45銭の3種がある 12銭は30万円ほどで買取される |
これらのプレミア切手を持っている場合は、ぜひ状態が悪くならないうちに買い取ってもらいましょう。
切手の換金は切手買取専門業者がおすすめ
切手の換金は、以下の4つの理由から切手買取専門業者がおすすめです。
- 他の現金化の方法より換金率が高い
- 店舗に行く必要がない
- 自分の好きなタイミングで申し込みができる
- 査定料などの手数料がかからない
特に、多くの切手買取専門業者で利用できる「宅配買取」の買取方法がおすすめです。
宅配買取をしている買取業者は、店舗コストなどをカットして運営できているので、その分買取価格が高くなります。
宅配買取ができる切手買取専門業者のおすすめは、手数料完全無料の「福ちゃん」です。
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切手をよりお得に換金する3つのポイント
切手をよりお得に換金するための主なポイントは以下の3つです。
- 切手の傷が汚れがつかないように保存する
- シート状の切手はバラにしない
- 専門知識のある業者に買取をしてもらう
それぞれのポイントについて、順に解説していきます。
切手の傷が汚れがつかないように保存する
切手は傷や汚れがつかないよう、袋などに入れて保管していきましょう。
切手の換金率は傷や汚れによって大きく変動してしまいます。
折れや汚れによりあまりに状態が悪い普通切手は買取してもらえないことも多いので注意が必要です。
プレミア切手も汚れていれば換金率は大きく下がってしまうことがあります。
そのため、傷・汚れがつかないよう大切に保管しておきましょう。
シート状の切手はバラにしない
シート状の切手の方が換金率が高いので、バラに分けることのないようにしましょう。
普通切手の現金化の換金率相場は、シートの場合は80～90％、バラの場合は60～70％ほどです。
バラに分けることで大きく損をするので、切手をシートで持っていた場合はバラに分けるのは厳禁です。
すでにバラで大量に持っていた場合は、汚れないようにピンセットを使ってや台紙などで切手同士が重ならないように仕分けしておくといいでしょう。
専門知識のある業者に買取をしてもらう
特に古い切手やプレミア切手の場合ですが、専門知識をもつ切手買取業者を選ぶことが重要です。
価値ある切手は、しっかり判別されないと買い叩かれてしまう可能性があります。
切手専門の査定士が在籍しており、切手の買取実績が多数ある切手専門買取業者に現金化してもらうようにしましょう。
古切手・プレミア切手の現金化は切手の買取実績が多数あり、買取に一切の手数料がかからない「福ちゃん」がおすすめです。
切手の換金・現金化｜まとめ
切手の換金・現金化は切手の状態をシートのままきれいに保ち、切手の買取専門業者に依頼することが重要です。
特にプレミア切手は、買い叩かれることのないよう、しっかりと保管したうえで、複数の買取専門業者に査定してもらうことをおすすめします。